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あなたの文体は誰に似ている!??文体診断で遊ぼう!!

文章を突っ込むと文体を分析してどんな人の文章に似てるかを診断してくれるお遊びみたいなのがあって、それがなんかTLに流れてたのでせっかくだし遊んでみた。

で、むかついたので、青空文庫の『茶の本』をちゃちゃっと読んでみて、岡倉天心に寄せる気持ちで書いてみました。

 茶は、日本を代表するお笑い演劇集団ドリフターズの、一角を担ったコメディアン、通称はカトちゃん。嫁は若い。同じドリフターズの仲間にいかりや、高木、仲本、荒井などがあり、後に荒井は脱退。当時、付き人であった事から新メンバーとして加入することとなったけんと茶は、その後特に名コンビとして多くの賞賛と共に世に知られることとなる。持ちネタとしてよく知られるのは、髭と舞い。サーベルを片手にちょろちょろと踊る洋装の二人に世間は興奮を隠さなかった。
 茶は財布を持たぬ。いつも輪ゴムで纏めた万札の束をズボンのポケットにそのまま突っ込む。スターであることに違いはないのだがスターとは斯くあるべきかと疑問符を頭に浮かべるダウンタウンDX視聴者も決して少なくない。してみれば、お茶の間の空気を読み業界における茶の需要の減少を局が察知すれば茶をテレビで見る機会もそう多くもあるまい。ひな壇において気を使わせられるばかりで利点がない。まだ司会として仕切る気概があるだけみのやマチャアキ、関口などの方が優秀とすら言えるのではないか。
 若すぎる嫁をもらい番組で共演する茶は滑稽の一語に尽きる。晩年の見目麗しい妻と過ごすこの世の春は、それまでの一切が春ではなかったのかと第三者に感じさせ、暗い影を落とす。茶は決してもう若くはない。これを今、読む各位の多くより先に茶がこの世を去る可能性は高かろう。われわれの人生はその後、当然の如く続く。その時、茶の死が我々に何をもたらすか、茶の死後、茶の関係者が何を語りどのような顔をするか、茶はその周辺に決して頑なに興味を示そうとしないようにも見える。それでも我々は茶の覚醒を待とう。それが午後八時、テレビの前に正座で集合していた我々の努めではないか。

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惨敗。完全な惨敗。どうやるんだよこれ。どうやったら俺は別に近づきたくもない、岡倉天心の文体に近づけるんだよ……!!

と思ったのでとりあえず『茶の本』の冒頭2000字くらいを突っ込んでみました。

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そして診断してみた結果が以下の通り。

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完全に一致してるはずなのに一致指数56.5ってどういうことだよ。自分で書くよりは上がったけども。それでもワースト1位じゃねえかよ。もう全然わかんねえわ。

岡倉天心風記述ができる人は是非俺に報告してコツを伝授してください。俺今すごく悔しいんです。以上です。