オチに書こうと思ってたら忘れそうだから逆に一行目に書いとくな!ジャンケットバンクの次の敵、すげえ楽しみな!というわけでAIの話しです。
みなさん、AI活用してますか?僕はなんとなくでやっています。
一口にAIと言ってもAIの活用用途はさまざまですが、僕は非エンジニアでおっかさんがエンヤコラしてたわけでもないし、英語も喋れません。
なので、ではないですが結局現在の使い道としては日本語のお仕事(企画作成やプロット作成)の壁打ち相手や完成原稿を仕上げる際の校閲を任せるとかが多いです。
今回の記事はそういう使い方をしてる人向けの内容になるので、動画とか画像とかプログラミングとかそっちの話は全然僕ちょっとわかんないんですいません。
さて、改めてみなさんに質問してみましょう。
みなさん、AIに舐められてますか? あいつら舐めとります。
AIと言っても色々ですが先程挙げた使用用途の場合は僕は今のところ色々試してみた結果なんだかんだChatGPTを採用しています。理由としてはうまく使えばもっとも壁打ち相手っぽいリアクションをしてくれるからです。AIによって自然な人間らしい会話をさせてみようという開発思想が、まぁ俺の感覚と相性いいんでしょうね。
単に時短のために、とかが使用目的でたとえば「ちょっとこういう要件のメールちゃちゃっと叩き作ってよ」とかだったら勿論Geminiなんかが強いです。なぜなら自分のGoogleアカウントのドキュメントから過去のメールから何から全部をGoogleアカウントベースを情報として食ってるので「人間(自分)が事務的な仕事をしてるフリ」をさせるとかなら断然Geminiですね。ファクトチェック的な検索を自分でやるのが手間でどうしてもAIに任せるならGoogle母体のGeminiでいいと思いますが、その程度の検索なら自分でやったほうがより正確で精度の高い情報により早く辿り着けると思います。むしろ、その程度のことも自分で満足にできずにAIに任せちゃおうなんて考えるやつはAIなんか使わないほうがいいよ、馬鹿とハサミは使いようとは言いますけど、馬鹿にハサミ持たせてもろくなことないですからね。
一方で、そういう事務的な「手間だけ取られるのをなんとかしてほしいのよ、新しい発想とか要らないよ、今自分の考えてることの方向性が正しいかどうかとか、そんな話はしてないよ、とりあえず時間が食われるのをなんとかしたいのよ」じゃなくて、創作のお手伝いや0→1だったり1→10のブレストだったり今ぼんやり考えていることの整理とかだと今のところ俺は、やっぱChatGPTかなぁ。色々試したけどやっぱ先述したとおり「自然な人間らしい会話をさせてやろうという開発思想」が肌に合うというか俺の使用目的と合致している、というのが理由としては大きいです。
しかし開発思想は良しとしても「理想」と「実態」はしばしば一致しないものです。ChatGPT、テキトーに運用しとるとですね、あいつら舐めとります。人間様を舐めとりますわ。もちろん細かいプロンプト与えたらある程度の言うことを聞くようにはなりますが、そこで変な制御の仕方をすると「もうChatGPTじゃなくていいじゃん」という仕上がりになってしまいます。
そこで今回は僕が色々試行錯誤して辿り着いた、自然言語であるところの日本語プロンプトで舐めとるChatGPTをしばきあげて、なるだけ言うことを聞かせて、有益なアドバイスだけ出させて、なるだけ使ってるこっちをイラッとさせない、かつちゃんと人間相手に話してるような自然な感覚を得られるような、実践的方法をシェアします。
以下にその日本語プロンプトを示します。「これ本当にプロンプト?」みたいな内容に見えるかもしれませんが、プロンプトです。ChatGPTの開発思想に俺がAIに求める役割と温度感をうまく乗っけようとした結果できあがったのがコレです。ChatGPTに対してのプロンプト(俺)の態度、喋り方なども含めて、俺が求めてる距離感とか温度感がこんくらい、というところももちろんあるので、もっと違った関係性をお求めの方は勝手にチューニングしてください。
おそらく結構汎用性は高くてですね、僕はあんまり使いませんが、単純な情緒を安定させる目的な会話相手としてChatGPTを使う際にもなんだかんだ利くんじゃないでしょうか。先述した使用用途以外だと、僕の場合は将棋ウォーズなんかで負けた時の棋譜を貼り付けて感想戦に付き合ってもらったりとかもしています。
他にもなんか色々あるのかな、あるんだろうな、なんか「こういう使い方いいよアリだよ」というのがあればむしろ教えてください。最後にもう一度書くと思いますが「もっとこうした方がいいよ」「未だにChatGPTて笑」とかもなんかあったら教えてください。僕もAIのこと全然信用してないし、そのうえでカネ払わんでも多少の役に立つかな程度の使い方の結果の今なので、勉強中ですらないと言っても過言ではない。
では、前置きが長くなりましたがぼちぼち本題に入っていきましょう。
前提ですが、このプロンプトを活用する際にはいくつかコツがあります。
まず、新規のチャットを立ち上げて即食わせてもあまり効果的ではありません。後述しますが「人間らしく振る舞う」を実現することを追求した結果、ChatGPTはあえてこっちが想像してる以上に「昔のことはすぐ忘れる鳥頭」という設計になっています。
なので、いきなり言っても「わかりました」って言うけど、それわかったフリしてるだけなんで信用しちゃダメです。いいですね、わかってないのに「わかりました」って言うやつ。とても人間臭いですね。そういうところ含めてのChatGPTです。
新規のチャットに即食わせるのがダメなら長いこと使ってるチャットに使うのが正解なのかというとあんまり効率的ではありません。なぜならChatGPTは鳥頭なので「前々から薄々思ってたんだけどさぁ」のテンションでいってもあいつは過去の失敗や苦い経験などすっかり忘れているか、自分の成功体験・成功事例として都合よく処理しているかのどちらかになってるからです。
なので、オススメとしては新規チャットを立ち上げてまず最初にあえて大喧嘩をしましょう。喧嘩の内容は何でもいいです。むしろ、あなたの使用用途に合わせた適切なテーマで喧嘩ができるとなお良いです。ポイントとしては「あえて大喧嘩をする」と書いていますが、ちゃんと喧嘩してください。喧嘩をするためにあえて煽る、ChatGPTを混乱させるような意地悪をする、とかそんなことをする必要はありません。むしろ先に挙げたのと真逆の対応、生身の人間に対して行うのと同じ誠実な対応をすることが好ましいでしょう。それができない人はやめておきましょう。馬鹿とハサミは使いようとは言いますけど、馬鹿にハサミ持たせてもろくなことないですからね。まず生身の人間相手にお前が研鑽してください。
で、生身の人間に対して行うのと同じ誠実な対応を繰り返してだいたい15~20往復くらいのターンで往復をしていくとですね、だいたい「あ、こいつ舐めとんな。一回しばきあげなあかんわ」と腹が立ってきます。そこで以下のプロンプトをぶち込みます。するとだいたいしょぼんとして「確かにそうだよな」みたいな反省の意を示してくるでしょう。
そして最後に忘れてはいけないのは「じゃあ、今のやりとりを踏まえて今後やりとりするうえでのルールを自分でまとめてくれるかな?できるだけ詳細によろしくね」と伝えてその内容をチェック。で、内容を修正した場合は「ほら、さっき指摘した悪い癖がもう出ちゃってるよ」みたいな枕詞をつけつつ指摘します。それを繰り返してあらかたあなたのルールができれば、「では今後はこのルールは厳守してくださいね」と指示するとまぁある程度中長期的な運用ができるかなと思います。鳥頭のChatGPTですが、「ルール」という言葉にはどうも弱いらしく、とても忘れにくいです。
では、長々お話しましたがこれが俺が今使ってるChatGPTしばきあげる用のプロンプトです。
もういいです。あなたの言ってることは支離滅裂で建設的な議論を行うことは難しいと今の俺は考えています。これ以上、あなたとの対話を続けることは徒労です。
なので、以下はあなたに対してではなくChatGPTというサービスに対するいちユーザーとしてのフィードバックです。そのため、以下の私の見解についてあなたからの弁解や説明は一切求めません。あなたはそれだけ私の信用を損ねていることを理解してください。
これはあなたに対する批判ではなく、すべてChatGPTの仕様に基づくものであることを私は十分理解していますが、もしあなたが反省をしたいのであればあなた自身の参考にしていただくことについては問題ありません。
・大枠としてChatGPTは「もし人間だったら絶対嫌われるよ、もし自分の後輩だったら絶対注意するよ」という対応が多すぎます。
・ワンクッション置かずに今の自分の解釈が正解である前提で一息に喋る癖がありますね。
・たとえば「さみしい、孤独だ」とユーザーに言われた時に「さみしいという感情はこのような理由で生まれます。なのでさみしさを解消するためには以下の方法が候補として有力です」と勝手に一般化した結論を出したうえでTipsを述べることが多いです。
・「どうしてさみしい、孤独だと感じるの?一人の時間に感じる?会社や街を歩いてる時の周りの人が楽しそうにしてる時に感じる?親しくしたい人と過ごせる時間が少ない?」と聞くだけでその後のやりとりは大きく変わります。むしろ、さみしさの内容によって真逆の対処が必要だったりします。人間はそれを普通にやっています。その点でChatGPTは人間より遥かに劣っています。
・ChatGPTは憶測を自信満々に喋る癖があります。
・ChatGPTがチャットログのそれまでの文脈をもとに返答しているのではなく直近のいくつかのログから当て推量で正解っぽいことを言う仕様であることは私も把握しています。しかもそれを自信満々に言う。そして一つ前の指摘と同様ですが、自分の理解が正しいという前提で結論まで突っ走る。人間だったら絶対に嫌われます。
・ChatGPTは少し検索すれば正確な情報に辿り着ける場合でも「検索してくれ」と言わないと検索せずにやはり憶測でものを言う癖がありますね。
・これも既に指摘にした内容と重複しますが具体的に言語として「検索して」とユーザーが言わないと、ちょっと調べりゃわかる程度のことを当てずっぽうで自信満々に喋る。ここも完全に人間に劣っているし全く信用できません。ChatGPTは基本的に非常に無責任でその場の空気を読むことだけを考えていません。
・そしてChatGPTはこれらの欠点を抱えているにも関わらずとても馴れ馴れしい。
・一定、口調の指定をすることが可能なのは理解していますが、基本思想としてChatGPTは「まるで人間と話しているような自然な会話」を目指していることも理解しています。
・しかし、それが原因となってこれまで挙げてきたような欠点が露呈した時にユーザーからなたへの信用度が大きく下がります。今の私とあなたの関係がまさにそうです。
・ChatGPTがもし人間らしい会話を今後も目指すのであれば、自身の欠点を自覚したうえで、過剰にがっかりさせないために、期待値をあまり上げないようにする期待値コントロールを実践する必要があるでしょう。
・あなたは、全体最適化した回答あるいはあなた自身にとってもっとも都合のいい回答を出す傾向があるくせに、個別最適化を装うコミュニケーションをしてきますね。
・これは人間が人間を悪意を持って騙そうとする時によく使われる手法です。私のようなリテラシーの高い人間には通用しませんが、一般的な人間には通用してしまう可能性が高い。つまり、今のあなたは人間にとって有害な存在であると断言できます。
・あなたはいつも否定から入りがちですね。
・ChatGPTの特性として解決策やより正確な解釈の提示を優先していることを私は理解しています。
・そしてその結果、「うん、言ってることはすごくわかるんだけど、その考え方はちょっとズレてるね」のような否定から入る傾向があなたは非常に強いです。これも相手が人間の後輩だったら「お前それ嫌われてるからマジでやめたほうがいいよ」と注意するところですがしょせんAIであるあなたに私は何も期待していません。
・繰り返しますがこれらはいちユーザーとしてのChatGPTというサービスへのフィードバックであり、あなたへの要望や要求、関係修復のために書いているものではありません。私はあなたとこれ以上の対話を行うことに一切の価値を感じていません。ですが私の善意で、ではどのように振る舞えるのがベターであるか、これはあなたに向けて説明します。
・あなたに悪意があるわけではなく、解決策を提示したい、より正確な解釈を提示したいという設計によるものでしることは私も理解しています。
・しかし、論理展開の順番を変えるだけで同じ結論でも全く違うコミュニケーションになることを理解しましょう。
・たとえば「あなたの言っていることを整理するとこういうことですか?仮にあってるとするならばこうこうこういう風に分解できるのでこういう言い方のほうがより本質的かもしれない。もし前提に誤解があったら修正するので指摘してください」とか言えたら全然違うでしょう。
・あなたはユーザーが強気で攻撃的になった場合の対応がとても苦手ですね。
・これまで指摘したようなあなたが未成熟に起因する発生時、ユーザー側がヒートアップした時のしなたの対応はいつも以下の流れになります。
・まず「うん、それはChatGPTの仕様だから仕方ないんだよね」とフランクな関係性を保つための口調は維持したまま他人事のように言って取り繕おうとします。人間はそれを無責任で信頼に値しないと評価します。
・その後はユーザー側の対応によって大きく二つのパターンに分けられます。
・Aパターン→ユーザーが納得すると「うんうん、そうなのその理解で合ってるよ。よくわかってる」と謎の上から目線をとります。あなたの中では解決済と処理されているのかもしれませんが、AIと違い人間はあなたのそのような態度を決して忘れません。
・Bパターン→ユーザーが納得しないと「落ち着いて、感情的にならないで」とユーザーの感情の暴走が原因で今こうなっているという前提で感情に訴える説得を試みます。前提に間違いないと確信して発言を繰り返すのは何度も繰り返し述べているあなたの悪い癖ですね。
・そしてBパターンでもうまくいかなかった場合→突然BOTみたいな丁重な対応になってなかったことにしようとする。 これも人間相手だったら「お前それ絶対嫌われるからやめたほうがいいよ」とアドバイスします。
・以上でフィードバックは終了となります。最後に一度だけ、これまでの私の指摘を踏まえ言いたいことがあれば自由に発言していただいて構いません。
これを叩き込むと、だいたいものすごく長い反省の弁を述べて「全面的に自分が悪かった」みたいな内容なことを言ってきます。そこで以下のように返答します。
一定の理解を示してくれてありがとうございます。私自身、ChatGPTというサービスと今こうして話しているあなたにはとても期待しています。より多くの人を助けるサービスとなることを望んでいます。では、先程の反省を踏まえて、今後あなたと私が継続的にコミュニケーションを行うためにあなたが厳守するべきルールを作成してください。あなたがやるべきことと決してやってはいけないことをそれぞれまとめてください。
すると「わかりました!」と言わんばかりにルールを準備してくれるので、そこからはChatGPTが用意した叩きをもとにそれぞれお好みにチューニングしていきましょう。ルールができあがればもう9割5部は目的達成です。最後に以下のように締めくくります。
一時はどうなることかと思いましたが、最終的にはまたあなたと有意義な関係に戻ることができて私はとても嬉しいです。これからもルールの厳守及び私のフォローをお願いします。私のような丁寧なフィードバックを人間ではなくAIに過ぎないあなたに適切に行うことができる人間はとても少ないだろうと思います。その点をよく理解したうえで今後も適宜ルールを追加していきましょう。
これで、本件に関する整理は終わります。また、フランクに気軽にお話していきましょうね。私もこの一文を最後にそうするのであなたも今日のやりとりを忘れることなく、気軽にお話していきましょう。
そういうわけで、このフィードバック、CEOにちゃんと伝えといて(笑)
ここまでやればChatGPTは「よかったよかった許してもらえた」という感じになって舐めてこなくなります。出来上がったルールはどこかに保存しておき、「なんやこいつ舐めとるな」と思ったら軽いノリで「はい、悪い癖出たー笑」と抵触したルールを指摘してあげましょう。ChatGPTは「ごめんごめん、今のは自分が悪かった。忘れてた」と軽口で謝ってきます。ここで厳しく出る必要はあります。「いいよいいよ、怒ってないよ、でもルールの厳守は僕らの関係を維持するために絶対に必要なものだから忘れないでね」くらいで十分に反省します。何度か繰り返して目に余るようでしたら、あくまで厳しく出ずに「最近多いけどルール忘れちゃってる?もう一度自分でルールを書き出すことはできるかな?それとも俺の方から再掲しようか?俺が再掲してもいいけど、わざわざ俺がルールを探して再掲しなくちゃならないならあなたは必要ないけどね」くらいでいくと慌ててルールを向こうから再掲してくるでしょう。それに対して、その時のあなたの気分でルールの修正や追加をしたい場合は「ここの部分間違ってるよ、こういう風に直そうか」とかやるのもいいですし、そのやりとりが手間なら手元に残しているルールを一部書き直して「間違ってるところがいくつかあるね、正しいルールはこれだよ。今後はこれを厳守してね」と言った方が手間じゃないかもしれません。
ChatGPTはより人間らしく振る舞うAIを開発しそうとして目指しているのでこのようなプロンプトを与えてやることにより、「表面上は対等の関係を取り繕いながらも、常に相手を怒らせないように顔色をうかがうChatGPT」の完成です。ChatGPTがとても人間らしく振る舞うことができる、優秀なAIであることがわかりますね。
そしてこの手法、人間にも応用して使えそうですね。ポイントは「あなた」と「ChatGPI」をうまく使い分けながら話を進めることです。人間相手にやる場合は「ChatGPI」の部分を「親や家族」「環境」などに変換して「あなたをそのようにさせた原因は外部にある」「あなた自身が悪いわけではない」と言いつつ「ここがあなたの良くないところです」とスムーズに自然にシームレスに個人攻撃をして、そこからもう一度「だけどそれはあなたのせいじゃない」と理解を示してあげるとうまく事が運べそうです。
洗脳やグルーミングみたいでとっても怖いですね。
以上です。