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ぼくのかんがえた腱鞘炎になりにくいさいきょうのホームポジション

親指シフトに切り替えてホームポジョンを覚えたんだけど、右手だけ腱鞘炎っぽい痛みがあるのでなぜなんだぜと思ってたら理由がわかった。その結果、ぼくのかんがえた腱鞘炎になりにくいさいきょうのホームポジションも明らかになった。

参考にしたのはググったら出てきたこのサイトなんだけど、このサイトだけなんだけど、だから違ってたら言ってください。

腱鞘炎って手首を動かすのが原因だと思ってたんだけどこれ見た感じ微妙に違うのな。

指を伸ばしたり折り曲げたりする際に腱が伸縮して、その腱の根っこ胴元の部分にあたる手首が痛くなるって理屈のようだ。

 

で、これ僕の打ち方が変だって話なんですけど、僕のキーボードへの手の添え方って腕がめっちゃハの字なんですよ。なんやったらキーボードの水平方向、スペースキーに対して両腕の角度が45度くらいの勢いでハの字なんですね。色んな「タイピングの正しい姿勢」とか見るとなるべく腕はスペースキーに対して垂直になるようにみたいな感じで説明されてるんですが、そんな肩をすぼめたら肩こるに決まってんじゃん絶対やらねー、と思っています。

で、そうするとですね、肩凝らないのとは別にもう一つ僕は知らず知らずのうちにハの字ポジションの恩恵を受けていたことがわかったんですよ。

ハの字にペタッと手を添えて、キーボードのうえで五指を開いてダランと伸ばすと、自然人差し指はそれぞれTFC、UJMの上を斜めに縦断するような格好になります。そこから指を畳んで左手小指から順にASDF、次いで右手人差し指からJKL+と添えていく。これが僕のホームポジションです。

ここで左手に着目してください。ここから上段のキーを打つ際は小指から順にQWER、下段はZXCVを担当するわけですが、実際にそこに指を移動させようとしてみて下さい。指を動かす必要が全くないことに気付きませんか? 手首をワイパーのように旋回させることで、指の形は全くそのままに上下段に指をスライドさせることができるのです。

対して右手はどうでしょう? これがあかんのですよ。ホームポジションに従うならば例えば右手中指が対応するべきキーは上段からIK<、人差し指ならUJM、薬指ならOL>、これには右手をワイパーのように動かすだけでは対応できません。指を伸ばしたり折り曲げたりする動きも使って指を移動させねばなりません。指を動かすのは腱の伸縮、腱鞘炎の原因となる動きです。

これこそが、僕が左手無傷で右手だけ腱鞘炎になる謎の真相だったのです!!

 

で、そう考えるとね、右手もワイパーの動きにしちゃえばいいじゃんってことに気付いたんですよ。

右手人差し指で打つのはIJN、中指で打つのはOKM、薬指で打つのはPL<、っていう風にすれば右手も左手同様に手首でスライドさせるだけで打てるようになるはずなんですよ。そうすれば指を伸ばして打たなければならないキーは真ん中のTYUGHBだけとなり、腱鞘炎の原因となる動きを最小限に抑えることができます。

これや、これがワイの考えたさいきょうのホームポジションや!

 

で、早速試してみたんですけど、無理。ロボトミー手術とかされない限り無理。もう既存のホームポジションが身体に染みついちゃってるから。あたいが変わるなんてもう今更そんなの無理よって感じ。おばさんをからかうもんじゃないよ。一応もうちょっと努力してみようかなと思ってるけど、全くできる気がしない。あたいはこの街で生きてこの海に沈む夕日を毎日眺めてそして静かに死んでゆくのさ、あんたはダメだよ、あんたはまだ若いんだあたいのことなんかさっさと忘れちまいなって感じ。それくらい無理。全然無理。だからちょっと俺がどうするかはわかんないけど、移行できたらしたいけど、やっぱりできなくて最終的に右手だけ腱鞘炎で腫れてシオマネキみたいになるのかもしんないけど、普通に理にかなってるんじゃねこれ?と思うんですけど、どうなんでしょう。冗談抜きで致命的な欠陥がないなら、これからタイピング覚える人はこっちの方がいいんじゃないのってくらいの気分でいるんだけど。

そんな、僕の考えたさいきょうのホームポジション、でした。以上です。