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ガギグゲゴは確かに強そうだった

ゴジラにガメラ。怪獣の名前で「濁音」や「ラ」が多いのはなぜ? - NAVER まとめ

ここらへんの話楽しくて面白い。音痴でメロディで遊ぶのは苦手だけど、こういう音で遊ぶのは好き。もう生まれて28年間この現代日本を生き抜いちゃってるんでそこは分けて認識することが不可能になっちゃってるのでよくわからないんだけど、こういうのって触れてきた「言葉」の持つ意味の傾向から音に対するイメージが固まっていってるのか、音そのものがそういうニュアンスを含んでたからそういうニュアンスを含むモノやコトを呼ぶにあたってその音を用いて発することになったのか、もうまるでわからないからどうしようもないよね。ましてや日本語はまず漢字があってそこに読みがあったりするから全然わけわからんよね。とりあえずここで主に取り上げられてるガギグゲゴ、Gの音の怪獣っぽさを考えると、別に普通の日本語であってもGを含む言葉ってそれなりに仰々しかったりするよなとも思う。仰々しいが既にGを使ってるわけだけれども、あと権化ね。権化やばい。そもそもゴンゲってカタカナで書いたらその時点で既に怪獣っぽい。ゴンゲは悪の-と結びつくのが割と一般的だと思うのでそういうのの兼ね合いもあんのかなーなんて。疑義、義眼、語義、そもそもアレだな義っていう語が力強いもんな。義、議、儀、犠、どれもなんか許さない感じがすごい。戯画もヤバいな。鳥獣戯画とかもう怪獣そのものじゃんね。戯、技、偽、一筋縄じゃいかない感じがするもんね。ガももしかすると全体的にヤバいな。雅、賀、ここらへんも厳かさがヤバい。厳かもゴが入ってるしな。我、駕、ここらへんも強いな。凌駕の駕ですよ、そんなもん強いに決まってる。臥、餓、瓦、おお、ネガティブ方面のガもなかなか強力なラインナップだ。グもね、何せ愚があるから。エース級。下、外、解、化、ゲも何だかダウナーな奴らが揃い踏みだぜ。ゴはね、今スペースキー連打して見てたんだけど意外と大したことないね、ただ御があるからね、ゴでありギョも兼ねてるから、こいつだけで一騎当千みたいなところある。この調子で促音とか拗音含む音とかも全部羅列していこうかと思ったけど、たぶんめっちゃ長くなるからやめた。今のうちにいっぱい「い」って言っておいたほうがいいんじゃないかい的な遊びも出来そうだけど結構頭と時間持ってかれる感じするなーそういうのスラスラできるようになれば一番いいんだろうけどそれこそ鎖とじゃれるクラピカみたいにそういう視点を念頭に持って相当言葉と遊び倒す覚悟が必要なのだろう、あ、覚悟もG入ってるわ。すっげ。そういう、ここまで読んでしまった人はしばらくの間、見聞きする言葉、発する言葉、書く言葉、読む言葉の中にGを見つけては、「あ、Gだ!またGだ!」って思って凝視してしまう催眠がガンギマリするように仕向けられた本文でした。あと完全に余談だけど書いててなんとなく「野球の球種ってガギグゲゴ全然使われてないような気がする」と思ってググったらスプリットフィンガード・ファストボールが「ガ」を使用しているだけで他は一切使われてないようだった。なんでだ。なんでかわからんけどなんとなくわかる。いやー、言語って本当に面白いですねーってんがーっ!言語!言語!んごーっ!