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『笑っていいとも!グランドフィナーレ』雑感

当日はちょっとバタバタしてたのだけど、さっき録画で見ました。超眠いので超テキトーに雑感だけ書きます。

まずオープニングで「あ、最近のいいとも青年隊って♪いいtommorow~のところハモんないんだ」って思ったけど普段歌ってないなら仕方ないな。吉永小百合タモリさんちょっと照れてるの超面白かったね。で、なんかみんなそんなタモリさんをガヤでいじるいじる。なんか事前知識としても爆笑問題がラジオで「いいとも!はみんながタモリさんを楽しませようと思ってやってるから」みたいな話をしてて、正直聞いてる時は「何言ってんだこいつ」としか思わなかったんだけど、なんかそれを踏まえて観てみると「あー確かにそうだったんだなー」と思えるところもあって、吉永小百合と中継で喋るタモリさんへのみんなの絡み方ってのはそこらへんもすごい顕著だったよな~と思った。本当に微笑ましくて「紳助が父ちゃんって呼ばせてたのなんだったんだ」と思った。タモリさんとさんまさんのトーク面白かった。ごめん、冒頭で言うべきだったかもしれんけど俺あんまタモリの偉大さ知らんのですけど。こういう芸をやるだとか、こんな経歴で昔は無茶してたんだとか、弔辞が白紙でそのうえすごいだとか、そういうのは知ってはいるんですけど、まったく実感を伴ってはいないのですよ。当然、BIG3とかもあんま知らん。俺が小学生の頃はまだ英語禁止ゴルフとかやってたのかなー。でもどっちみちだいぶ記憶も曖昧だわ。というわけで、タモリさんとさんまさんが喋ってるのなんてほっとんど初めて観るに近い状態だったわけですけど。いやー、噛み合ってなさが面白い。というか、さんまさんというか分かり易過ぎる標本を横に置くことで、初めてタモリさんというのがどういう存在であるのかを実感込み込みで大変に実感することができてよかったよかった。昔、松本人志がエッセイだか何だかでさんまさんについてコメントしてて「さんまさんは究極の図太い、彼の横に立てば誰であろうとも自身の繊細な部分を引き出されてしまい、さんまさんの即席の相方にされてしまう」というような内容のことを言ってた(ような気がする。ググってよろしく)。この言い方を踏まえるならば、さんまさんも一応人間である以上は持っているであろう繊細さを引き出せるのはこういうタモリさんみたいな人なんだなぁみたいなことを思った。というか、この二人、端的に言っていまいち噛み合ってなくて笑える。言葉尻だ追っていると、足を引っ張り合ってるようにしか見えないのだけれども、なんだか全体としてはうまく進んでいてとっても違和感があって気持ち悪い。結局さんまさんも自分が図太いキャラの立ち位置に居座るために様々なテクニックを駆使しているんだろうというのは想像するに容易いのだけれども、そういうテクニックにすらささいな「気付き」で茶々を入れられるタモリさんの繊細さこそが、さんまさんの図太さを無効化できる唯一の手段であり、そういうわけであの二人が喋ってるのはあんなにもかったるく時間が進むのが遅く感じられるにも関わらず、終わってみればアッという間なんだろうなとかそんなことを思った。やがて、ダウンタウンウッチャンナンチャンを皮切りにお笑い怪獣大戦争みたいな展開に。紳助がいないのまじウケるんですけどみたいな。あんだけ入り乱れてしまうと「光ってた」というのは語弊があるのだけれども、ダウンタウン松本と明石家さんまの席取りの上手さみたいなのには感心した。もちろん出てくるのが早かったってのはあるんだろうけれども。本来であれば、よっぽど慎重に共演する必要があるような人らが一同に会するあの展開、どこまで予定調和だったのかはよくわからないけれども収集がつくわけがない。そういう中で自分はどこらへんにいとけばいいのか。別にテレビに限らず、何かしら生きていれば決断を迫られるようなシーンがあるわけで、そういう意味でもテレビってそんなにナメる必要ないですよと僕は常々思っているんですけど、とりあえず松ちゃんとさんまは席見つけるの早かった。松ちゃんは「まだまだ売れるわ~」「(べしゃりのテクニックが)うまい!」というメタ視点に立つことで、どんだけ人が増えても問題ない立ち居地についていた。一方さんまさんは、本来の仕切り的な立場を完全に放棄して、喋れないという極端な状況を前提としたボケをしたり、誰かが特定の会話の形式に突入したら即混ざったり、とエチュード的なキャラクター化(戯画化?)を推し進めることで席取りを早々に確立していた。まぁ、他の人も誰だって席取りは割りとうまくやってたんだろうとは思うんだけど、やっぱ僕はこの二人の応用力というか最適化能力みたいなものに何だか感心してしまった。松ちゃんがメタ的な言及でレイヤーを増やして席を作るのに対して、さんまさんは自分をデフォルメ化して、あえて一つ下のレイヤーに潜るような格好で席を確保してるような対象性とかも面白いなと思った。あとは、ノリさん汚いな、と思った。今日見かけたあの中だと一番えげつないアンフェアな笑いをとるのはやっぱとんねるずだな、と思う。特にノリさん。ただ勝手に無許可で、本筋を放棄してただ勝手に、なんか要らんことをして無茶振りするって、ほんとただの馬鹿じゃんって感じなんだけど。サンコン舞台に呼んだらウケてたんだから仕方ないよな、みたいな。あの状況でも成立するんだ、って軽くビビった。でもまぁ単純に一番爆笑したのでいうと、爆笑問題太田が田中康夫を地面に叩き落としてたやつね。あんなもんギャグでもなんでもないじゃん。無茶苦茶面白かった。そっからなんか胴上げとかして、その後みんなのスピーチになったのかな。疲れてきてもう眠いから更に雑を目指すけど、とりあえず指原が泣いた時は普通に「お、おう」って感じだったのにローラが泣いた時にはもらい泣きしてるほかのレギュラーのアップをガンガン抜いてたのは超面白かったよね。なんかこう、見えたよね。あと、劇団ひとりの後だと、柳原加奈子もふざけてるだけにしか見えなかったのも面白くてよかった。感覚的に泣けるぜ感でいうと、やっぱ香取くんと、あと爆笑太田なんかよかった。あータモリさんのこと好きなんだなーとか、タモリさんってこんなに好きにさせる人なんだーみたいなんとかすげぇ思った。言葉としてとか文脈としての感慨でいうと、さま~ず三村と中居くんのが割とグッときた。「テレビに出てる人」という一つのジャンルの中でタモリさんがどれだけ異質で変な存在なのかがすごくよく見えて、わかってないけど大変なるへそな気分になってよかったです。

まぁ、そんな感じで、とりあえずは「よかったねー、おつかれさんー」って感じでとっても楽しく見果せたんだけれども。本当にタモリさんのこと知らなくて、いいともも全く熱心に見てないし、何がすごいのか全然わかってない状態ではあるんですけれども。全体見た感じ、タモリさんからしたら「ああ、あったねそんなこと」に過ぎないけれども相手からすると絶対に忘れられないエピソードとか一言とか、そういうのがとんでもなく多そうな人なんですねタモリさん。それ自体をとっても素敵な話だなと思うし、それっていわゆる口承的なそういう文化の話になってくるんじゃねぇかとか、みんなのスピーチ聞いてても「タモリさんとその当人の間に意味があればそれでよし」みたいな感じなのかなとしか思えないよくわからない話が多くて。それって口承っぽいなみたいな。それで言うと大竹のスピーチ最高だったけどね、だいぶ同じ路線の意味わかんない沼行きの線路を駆け抜けてた感じする。

まー、そういうわけでね、バラエティ番組の終焉がどうのとか、そういうのはまぁ、寝て起きてやっぱり興奮冷めやらなかったら考えればいいだけの話で、とりあえず現状としては「とても面白くて、もう見れないのは少し悲しい」くらいの感じにしかすぎないんですけれども、タモリさん長々とお疲れ様でした。おもしろかったです。以上です。

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