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師走なので貴様のブログの1年を30分に掻い摘め

去年もこの上記エントリをきっかけに同じようなエントリを書きました。「今年よく書けたなと思ったエントリ十選」の2015年度版です。

これみんなもやってご覧よ、やってくれると嬉しいなって話なんですけど、要するにそれは何が言いたいかというと身も蓋もない言い方をしますと、貴様のことをつまらなくはない奴だと思ってる。しかし俺だって人間で時間は有限だ、今年たまにエントリを見かけたこともあったがそんな毎日毎日チェックなんてしてられねえというかそこまでしてやるほど面白いとは思ってねえ、俺に見る目がなくて面白さに気付いてないだけかもしれねえ。だからチャンスをやろう、坊主が走るディセンバーに免じて30分だけてめえにがっつり時間を割いてやろう、一記事3分で読めるとして10エントリだ、10エントリピックアップしろ。そしたら俺はそれを読んでやるから、面白けりゃ来年は足繁く通ってやるかもしれねえ。通わないにしても貴様のことを「面白いこと言うやつ」と海馬に刻むかもしれねえ。ほうら、やってみろ。ってことだと思うんですね。

で、実際これくらいの距離感の読者が一番でかいボリュームゾーンだと思うんですよね。なので、そこに「へへ~」と低頭に記事紹介するのも楽しいじゃない。来年の良き出会いにつながるかもしれないじゃないってことですよ。ずいぶん傲慢な物言いに見えるかもしれませんがお互い様で、僕だってインターネットの他人の文章に対して思ってるのって基本的にはたぶんこんなところですよ。傲慢を許し合って、その一方で謙虚に、だからって卑屈になる必要もないですから、「俺おもしれえだろ」ってみんな自薦をピックアップすればいいんじゃねえかなと思います。ある意味では「そうか、読むんだな?てめえ読むんなら、とっておき出すぜ」って具合に、「バズった記事」とか「ウケた記事」とか関係なく、あんまウケなかったけどちゃんと読めば面白いんだよ糞がみたいなものをピックアップすればいいじゃないですか。まぁ、「面白い」は僕が目指す価値観ですけど、「面白い」じゃなくても「ためになるから読め馬鹿」とか「足りない自分の頭で考えてないでこれ参考にしろよ馬鹿」とかあるじゃないですか。そういう感じでチョイスすればいいと思うんですよね。

そんな感じで、とりあえず俺が十エントリ選びました。全部糞面白いです。

 

たぶんこの時期、恋愛系の記事をたくさん書いてて、これよりバズったのもたくさんあって、それらは当然アッパーな語り口で、それで大体ひと段落して気が済んだあたりで書いたのがこれだった気がする。色んな哺乳類殺して食い荒らして最終的に「やっぱり米が一番」みたいな結論になった、そんなエントリ。

 

最近、マイブーム的に大事にして常に念頭においてる考えが初めて言語化されて頭をもたげた時のエントリー。「論理的」とか「正しさ」とかはそんなに偉くない。少なくとも親密とか友好を目指すのであれば、感情以上に偉いことはない。あるいは感情程度には偉い。論理を蔑ろに感情だけで「なあなあ」するのも良くないけど、それを論理で封殺するのが正解じゃなくて、そのワンランク上の「なあなあ」があるだろう、と最近の僕は考えています。

 

たぶん今までで一番たくさん読まれたエントリ。ただ、常に「国語の教科書に載せろ」と思いながら書いてるので別に満足ってほどでもない。あと、今読み返しても「ああ、これはめちゃ面白いなぁ」と思うけど、その日の身体のキレがめっちゃ良かっただけで目新しい工夫とか一切してなかったので今となってはそんな思い入れない。釣りタイトルは強い。

 

意外とか分からんけどシモネタって全然大好きなんですけど、どうしてもブログではしにくいよなぁってところがここ最近はあるので、堂々とシモネタやっていい機会っていうのはありがたいですね。いや、堂々とシモネタやって良いタイミングだったんかよくわからんけど。

 

あれ、これめっちゃ面白いのに何でそんな読まれてないんだろうと思った。僕は八方丸く収まって楽しい状態を良いことだと思っているので、ただ無邪気に正直であることはサボタージュだとしか思いません。だって思ったままなことをそのまま言えばいいだけなんだったら声帯さえあれば猿でもできるでしょ、と思う。

 

このブログで書いたやつじゃないけど、これはよく書けた。きっと朗読するととても楽しいです。ほら、これ、阿部サダヲとかに読ませたら超面白そうじゃないですか? そういう風に書いたとても面白いやつです。

 

僕が間違えたため周辺でがやがやお騒がせしましたが、この本文は面白く書けたなと思います。僕は、自分の立ち位置が変わることで意見までコロッと変える奴がめっちゃ嫌いなんですけど、単純に自分が向こう側に行った時に全力ではしゃぐならこっちにいる時から向こう側を全力で許容しろ、と思うんですね。逆に今、「ちょっとめんどくせえな」と思ってるなら、向こうに行った時にそのめんどくせえ感覚を忘れるな、と思うんです。そこ忘れてはしゃぐとか、後輩いじめる伝統を頑なに守り受け継がせる馬鹿の部活と変わらんですから。

 

芝居の感想です。もう全日程終了した芝居なので、もう見ることはできません。が、これを読んで見たくなってくれたら嬉しいなぁと思います。「良さ」に触発されて「良さ」のあるものが書けるということは、まぁブログやってると少なくないですが、悪くない気分です。

 

これも面白く書けました。後半の会話パート、この感じのやつをもっと色んなシチュエーションで試すともっと精進できるかなぁとも思いますが、めんどくさいし、何よりネットにこんなもん書いても全然ウケないので別に書かなくていいかなぁとも思っています。まぁでも面白いか面白くないかでいうと、面白く書けました。

 

11月も終盤に差し掛かったあたりでこれを書き、「もうこれが書けたので今年はブログいいか」と思えるほど自分の中では良く書けたのですが、それは僕の中での話であって、読んでる側的には感触そうでもないみたいだったので仕方なく12月もこうしてブログを書いています。

 

というわけで、十エントリ挙げました。みなさんも是非やってみてくださいね。言い忘れてましたが弊ブログに限ってはたぶん一記事3分で読むのキツいです。やっぱ1時間強下さい。以上です。