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ワンピース歌舞伎ヤバい

ワンピース歌舞伎行ってきた。初めての歌舞伎鑑賞。

ワンピース歌舞伎が特別にヤバいのか歌舞伎が基本ヤバいのかわからんが、ワンピース歌舞伎ヤバい。

果たして大人になってからこんなに頭を使わなかった時間が一体あっただろうか。

約25分の休憩を二度挟んでの三幕、座りっぱなしでそりゃあ身体は多少疲れるが、脳がまったく疲れていない。4時間15分、一切糖分を消費してません。

懐広い。馬鹿でもわかる。わからないことが一つもありません。そのうえ、わからなくてはならないことも一つもありません。そこには圧倒的な「わかり」だけがあり、「わかり」の向こう側に無があります。

役者さんが定期的にかっこよくなるので皆さんはそこで「かっこいー!」と思ってください。基本はそれでオーケーです。役者さんがかっこよくなる時は大体かっこいい木の音も鳴るので、かっこよさをわかる初心者の人も安心です。かっこいいので直ぐにわかります。

派手です。「集英社がたくさんお金をくれたからお金をたくさん使う俺たちをみんな見てくれ」と言わんばかりに派手です。すげーものを見てすげーと思いましょう。

盛り上がりがすごいです。すごくたくさん盛り上がるところがあって、盛り上がりたいんだなということがすごくよくわかります。盛り上がっている時は、盛り上がってることがわかるので、それ以外のことはわかってもわからなくても大丈夫です。

のんきというか、とぼけているというか、心が一つになってるんだからもういいだろみたいないい加減さがあります。それで僕も「確かに別にもういいな」と思います。なぜならなんかすごくかっこいいからです。

ずっとそんな調子なので、当然観ている間にどんどん頭が馬鹿になります。三幕目に入った頃にはほとんど九九が言えなくなっていますが一時的なものなのでだいじょうぶです。

あと、滝が出ます。普通に戦うシーンで、原作には滝なんかなかったはずなんですけど、滝があった方がかっこよかったので滝があって良かった。他にも、無くてもいいけどあった方がかっこいいのであるものがたくさんあってかっこよかった。

かっこよさがあるとかっこよく、盛り上がりがあると盛り上がり、悲しみがあると悲しく、満足感が出ると満足できる。

そういうのがあると何とかなってものすごいということがよくわかるヤバさだったので観た後は「ああ、楽しかったなぁ」という気分になった。

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