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京都宇治観光感想文

▼嫁の趣味が神社仏閣巡りで僕の趣味がテレビを観ることなのでどこかに出掛けようかという話になれば間を取って神社仏閣巡りに行くことが多いです。僕の、世界の中心は、君だ。そうなりゃ電車でぷらっと1時間も揺られれば京都に赴けるんだからそこを赴かない手はないわけで、好い加減ほぼほぼ行き尽くしたかなと思ってたんですが、長らく改修工事があったので行けずにいた平等院鳳凰堂が工事終えてると聞いたので行って来ました。これでもうマジで大体ぜんぶ行ったはず。なので今回はその感想文ですが、良い旅って旅だけで完結するのであんま書くテンション上がらないんですよね。だからテンション低い形式で書くんです。

▼これは僕の中での確認だからわざわざ読んでもらうために書かなくてもいいんですけど、とりあえず、平等院鳳凰堂の話と、十割蕎麦を食った話と、『響け!ユーフォニアム』の話と、抹茶飲んだ話をします。今回の一番の収穫は抹茶かなぁ。

平等院鳳凰堂面白かったです。1000年くらい前に藤原なんとかさんが建てた寺で、なんかその頃そろそろ世界終わるしヤバいよねみたいな空気感が結構出てたらしくて、とりあえず世界は終わるとして来世いい感じにするためのメシア的な奴の需要と気運が高まりまくってたとかで来世を極楽浄土に導いてくれる阿弥陀如来っていう全12話のジャンプ打ち切り漫画の11話くらいで突然出てきそうなザックリとしたキャラ設定のそういう菩薩をあんじょう大事にしてる寺だった。面白いのが、その阿弥陀如来の取り巻きに雲上供養菩薩っていう雲に乗った52体の菩薩で、極楽浄土最高でっせ感を出すためにみんな楽器を持ってたり踊ってたりポーズを決めてたり無性にファンキーなんですよね。無闇矢鱈に過剰に愉快で「なんなんだよお前ら」と、眺めていて楽しげな気持ちになりました。52身体の仏像たちはどいつもこいつも見れば見るほど個性豊かで、三十三間堂に行った時も思ったんですけど、日本人がポケモンを好きなノリって昔からあったんだよなぁと思う。お土産コーナーが商魂逞しくて、阿弥陀如来と雲上供養菩薩と鳳凰をゴリゴリに推して様々なグッズを作ってたんだけど中でも笑ったのは雲上供養菩薩トランプで、52体の雲上供養菩薩がフルに使われていてJOKERは平等院鳳凰堂の屋根にいる鳳凰二羽の全54枚という構成。とりあえず笑った後に、A~Kの13枚4セットで52枚ピッタリやんけとビビる。全く異なる文化で同じ数字が大事な意味合いを持つ現象ってアレなんなんすかね。不思議。平日だから空いてるだろと思ってナメてたら修学旅行生とか遠足してる中学生とかがいて死ぬほどごった返してて参りました。声変わりしてない男子の声ってめちゃめちゃうるさいんですね。最近あんま聞いたことなかったんで忘れてました。バスガイドがわし何万弁この台詞言うねんの顔で「財布から10円玉を取り出して見比べてみましょう」と言って中学生がみんなアホみたいな顔で10円玉を取り出していたのでこっちは壱万円札を取り出して鳳凰と見比べて大人の圧倒的な財力を見せつけるなどしました。

▼うまいと評判の蕎麦屋が近所にあるというので昼飯はそこで食べました。僕は蕎麦には滅法目がなくて、蕎麦がどうも本当に好きらしい。たとえば、蕎麦はうどんとセットにされがちですけど、それがもう納得いかないですよね。別にうどんを悪く言うつもりはないけれど、蕎麦とうどんを一括りにされるのは納得がいかない。取り分け関西は蕎麦よりうどんって文化なのでなかなかおいしいお店を探すのも一苦労なわけですけど、「より」って何やねんなんでそこ比較するねん、「関西は蕎麦屋があまりない」でええやんけ、なんで「関西は蕎麦屋よりうどん屋が多い」って言い方なるねん比較する必要ないやろ。例えば「あ~寿司食いたいわ~」って言った時に「カレーライスならあるんだけどね」と言われたら誰でも「今カレーの話してねえだろ殺すぞ」と思うと思うんですけど、僕が蕎麦の話をしてる時にうどんの話をされると大体似たような感情を抱きますし、つまり僕にとって蕎麦はそれくらいオンリーワンな存在ということです。そのうまいと噂の蕎麦屋さんは十割蕎麦のお店で、そういえば十割蕎麦ってあまり食い慣れてないけど大丈夫かなと思ったけどめちゃめちゃ美味かった。やっぱ俺、蕎麦が好きなんだな。こと味覚に関しては僕は言葉を持たない。美味かった。そういえば村上春樹が蕎麦食いながら飲む日本酒最高みたいな話をしていて、羨ましいなと思っていたんだけど、やっぱりその店でも蕎麦に合う日本酒みたいなのがメニューにあって美味そうだったんだけど、さすがにまぁその後も観光が控えてたので酒はやめにしておいた。そのうち美味い蕎麦を食いながら美味い冷酒をやるやつやりたいなぁ。嫁さんがお酒まるで飲めないのでなかなか難しいのだけど。

▼今、『響け!ユーフォニアム』というアニメがテレビでやっていて、吹奏楽部が題材の青春うんたらみたいなんですけど、これがすごい面白くて、主人公の女の子の黒髪の女の子に向ける視線とか感情とか勝手に何かを受け取って勝手に何かを思う感じが超良くてですね、超良いんですけど、舞台がちょうど京都宇治なので聖地巡礼も兼ねてたんですね。宇治神社なんかも行ったりして、よさげでした。

▼割りと本格的な抹茶を飲みました。『Youは何しにニッポンへ?』って番組で、超老舗のお茶屋の娘と恋に落ちて婿入りする外国人っていうのを見かけていたので、せっかくだしおの外国人も生で見かけておこうということでそこに行きました。外国人には「テレビ見ました!」って言いました。「見ましたか、テレビ」という返答がなんで倒置法の体言止めやねんと面白かったのでしばらく我が家で流行る予定です。「沸きましたか、お風呂」「遅くなりましたか、帰宅」「長すぎましたか、茶番」など。で、そこでキロ8万円とかいうえげつないお抹茶を飲んだわけですけど、これが今回マジで一番の収穫ですね。良いお抹茶、良すぎる。こんなに良いもんだとは思わなかった。噂には聞いていたけれど、ただの茶を飲むだけの行為が茶道とかいうわけのわからんカテゴリに発展する理由が一撃で分かりましたわ。正直美味いのか美味くないのかはよくわかんない。まろやかでとてもにがい。まろやかでとてもにがいと言われたって「そんなの美味しいの?」と思ってしまうかもしれませんが、美味しいか美味しくないかはよくわかりません。ただ僕が今日実感して言えることは、まろやかでとてもにがいものを飲むと、人は、何も喋らなくていいし何も考えなくていいしただお茶の味を味わっていればそれでいいような、そういう気分になるということです。マジで飲んでる間、ここ十年間で一番リラックスしたんじゃないかなぁ。意中の男を仕留めるならまず胃袋からなんて言い方がありますけど、それと似たような話で、脳と心と身体をどうにかしてやろうと思ったらまず舌を押さえ込んでしまえみたいな言い方はできるのかもしれない。あれ、なんか材料とか道具とか揃えちゃえば家で自分で作って飲むことは可能なのかなぁ。思いのほか要検討だなと思いました。もちろん人それぞれ好みはあるかなとは思うんですが、ハマった時の威力・効能・メリットがハンパないので、「ガチの抹茶は人生で一回くらい飲んでみたほうがいいよ」と思いました。まぁ俺が飲んだのどれくらいガチか知らないけどね。

▼てな具合で、京都宇治とても良いところでした。基本京都いけすかない奴らの集まるいけすかない街だと思ってるんですけど(さんざっぱら出向いたうえで)、初めて京都いいなと思った。まぁ市内の人間からすると宇治は京都じゃないらしいけど。あと、僕は田舎者なのでキレイな川があると落ち着くなと思った。鴨川も汚くないんだろうけど、やっぱり騒がしいのであまり良さをピックアップする気になれない。その点、宇治川は良かった。全体的に良かったのでまた行きたいな。

▼それでは最後に、道中の京阪電車に乗ってる間に暇で暇で仕方なかったので考えた「誰も喜ばない最悪の実写版エヴァンゲリオンキャスト」の一部を紹介してお別れしたいと思います。碇シンジ綾野剛綾波レイ剛力彩芽惣流・アスカ・ラングレー、知英。渚カヲル松坂桃李葛城ミサト藤原紀香加持リョウジ、オダギリ・ジョー。エヴァ初号機、厚切りジェイソン。エヴァ零号機、大島優子。以上です。

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