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『アナと雪の女王』感想文

♪ハイ、どどんがどん!どどんがどん!レリゴレリゴとくちずさみゃ~、氷の階段現れて~、ありのままとは言うけれど~、一人じゃ生きれぬ!人、間、模~~~様~~~~~~~~~~~~~~!!!!

こんばんわ、ズイショです! 掲題のとおり、『アナと雪の女王』のブルーレイを目を細めて無精ひげで観てたらプレモルのCMのオファーが来たので今日はその舞台裏に密着しますね!ブルーレイ! いや今のは嘘で普通の感想文を書くんですけど、YAZAWAもそうだけどそもそもは全部かつての中村玉緒のせいなんですけどテレビ番組でもテレビCMでも何でもやたら各方面への露出が増えると「なんか金困ってんの?」ってなるよね。セーラームーンが生理用品とコラボ!とか言われると俺が男性なので「やったー!」とかなる余地がないことも踏まえて「そこまでやるとか金ないの?そんな散財してるの?」ってなって本当の意味で「冨樫働け」ってフレーズが喚起されるよね。

とりあえず、あんまり持ち上げられてるもんだからこれ今更こんだけの時差おいてブルーレイで観ても絶対キツいだろと思ってたんですけど、とりあえず普通にめちゃめちゃ面白かったですね。ディズニ~!って感じ。それにしてもディズニ~!って感じで、なんかこれ俺の勝手な想像なんですけどコレでこんだけ当たるんやったら向こう10年はきっと何とかなるやろみたいな感じでそこそこ株持ってる役員は祝杯あげてるんちゃうか、あの肘のところをがっちりクロスするタイプの、バイキング式の乾杯してるんちゃうかレベルの、そういうあざとさ全開の超面白いやつでした。そりゃあ物語解釈とかやってみても如何に現代まさに今・2014年にフューチャーしたのか、王子様的ポジションの奴と最後にはキスこそするものの、それは物語的主題にある問題がすべて解決した後。男なんて要らないわとまで言うか言わないかは当人の自由としても人生の中心的問題の解決に男が必須なんてそんなことは無いわよっていうノリで、フェミの人たちがテンション上がるのもこりゃあ仕方ねえわなってのも分かる。そういう意味で、センセーショナルなところを取り入れようと頑張ったんだろうなってのもわかるんだけれども、そんなんは割と枝葉の部分で、単純に2Dのディズニーを遂に3Dでやってのけたんだなって感慨の方が僕は強かったですね。

これは完全に偏に僕がオッサンになってきてるんだなと思う話なんですけど、ディズニーが3Dの映画にシフトしてこれ何作目なのかな、よくわからないんですけど、みんな頑丈すぎることへの違和感がすごかった。俺は。アナが木の舟にあの勢いで突っ込んであの程度のダメージで済んだっていうのも納得がいかないし、なんとかっていうサウナがある店に辿りつく直前で川に下半身突っ込んであのリアクションで済むっていうのも全然納得がいかない。これは「だからダメだ」という話じゃなくて、俺はどうにも納得がいかない、というそういう話なんですけれども、現にみんなレリゴレリゴこんだけ騒いでるわけなのでスッと受け容れたってことなのだろう。そこにビビる。ここには伏線もあると思うんだよね、ボルトとかラプンツェルとかは俺も観てるけど全部は観てないから追うのもめんどくさいから弱っちゃうんだけど、ディズニーが3Dにシフトしてから暫く、徐々に徐々に、キャラの耐久度が上がっていってる気がするんすよね。で、なんか今回満を辞してと言わんばかりに各キャラが超人的な身体能力で3D世界を駆け抜けてたのかなって気がする。俺にはちょっと早く感じられた。3Dの、2Dアニメよりよっぽど生身の俺たちに近い人間が、俺らにはよっぽど耐えられない衝撃をモノともせずそれをギャグと受け容れてる感じがちょっと遠くに感じられた。みたいな部分はある。

とは言え、全体的に構図の撮り方いちいちかっこいいしケチのつけようもないから、これで悪いことはないし、現にウケてるし、もう本当にそりゃ祝杯もあげてるんだろうなって結論になるんですよね。これが合ってるのかどうかは知らないけれども、俺の中では『美女と野獣』とか『アラジン』とか、「ああいうもの」を3Dでも出来るのか・出来ました、ウェ~~~イみたいな、アナ雪ってのはそういう位置づけになるのかなと思いました。問答無用で面白い。話はシンプルながら次のシーンにさっさと行って欲しいのに絵本のページめくるのを躊躇ってしまうように手の込んだ演出、言いたいことはあるけれどもケチをつけるところはマジでほとんどないんですよね。

特に僕は北海道出身の関西在住なんですけれども、あの雪だるまが面白くて、ベタは最高だなと思うんですけど、最初スチール見た時はなんだこのナメた手抜きデザインは、とか馬鹿にしてたんですけど、今はもう超かわいいもんね。狂言回しってほどじゃないにしてもあのマスコットの置き方は古今東西変わらないというか、いいもんだよねって思います。これは個人的な話なんですけど。

そういうわけで2Dの時のウケ方を3Dに踏襲したらなんとかなったんで今後しばらくはこれでイケますね僕も楽しみに待ってます、ってのが『アナ雪』の僕の感想なんですけれども、いや、この男性軽視ってのは時代なんだなぁってのは思わないでもない。最近のディズニーで男がマジでかっちょいい男として描かれてる作品って近年ではまるでパッと思いつかないもんなぁ。別に女がでしゃばるなよなとは言わないまでも、たまにはそんなやつ作ってくれてもいいじゃないかって気はする。アナ雪観てて思ったのは「ここにアシタカ乱入したらたぶんもっとすげえ面白いだろうな」ってことで、まぁそういう感覚はボチボチ古いんだろうなってことですよね。そう考えると俺はずいぶん置いてけぼりにされたなぁって気がしないでもないんですけど、ここ最近のそういう女性に重きが置かれる物語を観ていると単純にハルヒに端を発する「やれやれ系男子」の需要が欧米でも高まってきているだけのような気もして、まぁそこらへんは外人の女性の間であのトナカイ飼ってる男の好感度がどんなもんなのか聞いてみないことにはどうしようもないんですけれども、そこらへんの観察含めてディズニーとかピクサーはやっぱめちゃ糞面白いんで今後も追っかけていきたいなぁと思った次第でした。以上です。

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