僕は、ボチボチ嫁さんと出会って10年とかなのでこっから手前の人生3分の1は確実にノン失恋の人生だったんですけど、それでもどうしたって失恋というのは素晴らしいものだと思うんですね。貴方は僕じゃなかった。僕は僕だった。貴方のことは僕には結局ひとつも分からなくて、僕は貴方の横にいられず、僕はただ僕だった。僕が僕であることが僕にとって最適解なのか僕にはどうにも判然としません。しかしその是非はさておき、僕は僕に過ぎずどう転んだって僕は僕であるということを貴方は僕に突きつけます。こんだけ僕僕言うてりゃそりゃ糞味噌に捨てられるのは必然だわなと思いつつ、貴方は僕から離れていくけれども僕は僕から離れることなど決して出来やしない、貴方の思い出を糧になんとか僕のままで在り続けようとする僕は、果たしてそんなに僕だったのだろうか。貴方がいなかった僕など想像もつかないままに僕は僕を続けていくほかないのです。失恋って本当に素晴らしいですね。僕の好きな失恋ソングをせっかくなのでまとめした。
あと、原稿用紙一枚分ポエムかましといて今更なんなんですけど、音楽の素養が全然ない人なので、まとめとしては下の下です。
お前は俺じゃないし、それでも俺はお前が好きなら、俺は俺であるほかないから喉からアデューが血とともに吐き出されるだけの人生だ。以上です。