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まぁ人間なんて複合コピー機みたいなもんだよね

読みまして。みんなすげえめんどくせえめんどくせえって騒いでるんだけど。まぁでも取扱説明書ってそういうもんでしょ、めんどくせえもんでしょと思うわけです。内容はどっちかっていうと「取扱説明書」っていうよりかは「故障かな?と思ったら」っぽいなと思ったけど。

相手の機嫌が悪いとか故障以外のナニモノでもないですからね、そもそも他人とは一体何のために存在しているのでしょうか、そうです俺のためです。俺が一人では決して味わえない楽しい時間を実現するために他人は存在しているのです。実際のところはともあれ主観的認識なんてみんなそんなもんでいいんです。もちろんこれは同時に他人にとっての僕の価値なんて所詮そんなもんということでもあるので、なるべくいつも楽しく朗らかにWIN-WINで生きたいなとも思うわけですが。つまり、他人とは俺と楽しい時間を過ごすという機能が発揮されてる状態が最も望ましい状態なのですがにも関わらず機嫌が悪くてプリプリ怒ってるとかそんなもんこっちからすると故障としか言いようがありません。故障していては本来期待した役割を果たしてもらえませんのでできる限りさっさと機嫌を直してもらわなくてはなりません。そこで役に立ってくるのが「故障かな?と思ったら」なわけです。ありがてえありがてえ。それを見ながら故障の原因っぽい箇所を特定して解消していくっていう作業はこれはもうどうしても必要な仕方のないことだと思うんですよね、これをめんどくせえとサボりたがるってのは「いつものとおりボタンを押したのにどういうわけか動かないんだけどどうしよう?」ってその段階でギブアップしちゃうのと同じことですから、それで誰かが代わりに見て直してくれるだとかコンセント一回抜いてまた刺したら直っただとかの範疇に収まっているうちはそれでいいかもしれませんけどそのうち絶対手の施し様がないヤバい故障がやって来ますからね。エラー番号がいつもいつも表示されると思ったら大間違いだからなこの野郎。

もちろん、それをずっとずっと毎度毎度延々延々対応し続けなくちゃならないとキツいかなと思えてくるわけですけど、実際問題頻出する故障のパターンなんてたかがしれてますしね、故障の簡単な直し方も故障しないような使い方もそのうち自然と身についてきて説明書といちいち睨めっこしなくちゃならない機会なんてのはやがて激減していきますよ。とりあえず今故障してる箇所をどうにかやっつけようっていうトライ&エラーを繰り返しているうちに複合コピー機の構造とか思想とかが何となく見えてきて、そうなると初めて直面するわけわからん故障なんかも割とちょちょっと直せるようになってたり意外とするもんなんです。ほらオフィスに一人はいるじゃないですか。複合コピー機の取り扱いに異常に長けた奴、なんか横文字の名前とかつけて話しかけてんの。いつも複合コピー機と対話してて、昼休みは複合コピー機の前にあぐらで座り込んで弁当食べてるやつ。気持ち悪りっ。

でもまー誰しもに対してそれくらいの気概で臨むのはあんまり大変で現実的じゃないにしたって、一人くらいなら気持ち悪りいくらい扱いに長けてみようかなって考えても別にバチは当たらないと思うんですよね。いつものボタンを押していつもと同じリアクションが返ってこなかったらもう俺の知ったことじゃねえって考え方だけじゃどうしたってやっていけないですよ。

まぁ、説明書が非常に分かりにくいだとか、他の複合コピー機ならワンアクションでできる動作が15手順くらいかかるだとか、ボタンを押した際のリアクションがランダムだとか、目押しの技術を要求されるだとか、石炭でしか動かないだとか、その他諸々の理由で手に余るという結論に至り買い換えようって判断になるのももちろん自然なことだと思いますけどね。ちょうど4月でこれから新人さんが営業にやってくる季節だしね。よりどりみどりだね。やったね。以上です。