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僕も貴方も萌えコンテンツだったんだー

はてなブログが楽しくて自身も夜な夜な白目で書き散らすほか揉め事を見物にいったり何でもない人の何でもないブログを読みに出向いたりしてるんですが、最近気付いたのは別に有益な情報が欲しいわけでもないし真実を知りたいわけでもないし決着をつけたいわけでもないんだなぁということでした。他人のブログを読むにしたって、それを楽しむうえで必要だから正しさや妥当さとか共感できるかできないかとか一応自分の中で峻別しながら読んだりはしますけれども、別にそれはメインじゃなくて、ただそこに誰かの感情が発露してる感じが面白れぇ。書くのってなんだかんだパワー使うので書かれたそこには何らか原動力があるはずで、それは別に何でもいいんですけどそういう人の馬力を見かけるのが面白れぇんです。「断固違うね」という意見が出るのはもちろんとして言ってしまえば、文章なんて本当に無意味な文字列を並べ続けるのがどうしても言葉の性質上色んな意味でしんどい都合上申し訳程度に各々渾身のピタゴラ装置を設計してこれでこうでこうだからこうですみたいな体裁をとっているだけで実はその内容なんてどうでもよくてそのピタゴラ装置を動かす原動力である筆者の心のハムスターのはしゃぎっぷりが見受けられれば少なくとも俺は満足だったりします。別にその原動力が清らかだろうとよごれちまつてようとどうでもよく、他人の文章を読んで俺が膝を打とうがイライラしようがそれすら関係なく、誰かの喜怒哀楽に触れる感じが僕はたまらなく愛おしくて仕方ないのです。この世界という名の広大な藪の中で貴方の個人的で主観的で卑怯で誠実な生きた言葉が並んでいる、それが褒められたりぶっ叩かれたり人を目アカにしたりハラワタ煮えくり返したり、どうなるかは分からないけれどもなるべく自分が気持ちいいようになりたい僕たちを支配するそんな運動力学たちが、たぶん最近俺が面白がっているものなのだろうとかそんなことを思ったんでした。

まーそういうわけで最初は内なるハムスターに猿轡してインタビュー形式で離婚を報告した佐藤秀峰はナメてやがる、という話をする予定だったんですが爪が突き刺さるほどに拳を握り締めて言葉の限りを尽くして悪口を放ち続ける大喜利エントリ書いても仕方ないんでどうしたもんかなと思った結果こんな感じになりました。浮気とか離婚なんて別にどうでもいいんですけれども、あのインタビューって形式だけはこの素晴らしき藪の中への誠意を欠いていると感じて本当に糞だなと思いました。以上です。