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「ガチボーイ」「ダーク・シャドウ」「drive」の感想などを含む日記

書くことないんですけど、普段はアライグマの飼育係をしてるんですけどアライグマに林檎をやる際には一回ちゃんと水洗いしろみたいなことを言われるんですけど、水洗いしたらちゃんと白Tシャツでキュッキュってしろって言われてるんで餌の時間になると一回ツナギから白Tシャツに着替えて水道水で洗ったうえで白Tシャツの端でキュッキュっと擦ってやってからアライグマに与えるよう条例で定められてて、そうしてるんですけど、アライグマ俺がそんなんせんでも自分で洗うしなとか、毎日家路に向かって歩いていると田んぼの面倒見る合間に泥水すすってる子供を見かけるのでなんだかなぁって思うんですけど、いや本当にそんなん見かけてたらその話書くわって感じなんすけど、まぁ何もなくても何か書くかと思って、ジャンプの感想でもいいんですけど最近なんか立て続けに映画観てたのでそれ書きます。むしろ日記です。

まず、サンドウィッチマンの2012年のライブ見ましたけど、あんまコメントすることないですよね。去年の方が面白かったとかはあるけど、そんな字数ぶっこんで書くことは何もないよね。そういうとこお笑いって素晴らしいと思う。書けないことないけど、別にいいかってなる。面白かった。終わり。

TSUTAYAでまとめて借りると安くなるよねみたいなのやってるから、暇そうな週末借りてきて観てますけど、これひとつ取っても、本当に結婚は素晴らしいし引きこもりが加速するよねと思う。なんか演出にむかついたらすぐさま突っ込むし、それに嫁は何かしらのリアクションも返すし、好きなタイミングで冷蔵庫にビールを取りに行けるしとにかく最高だ。よっぽど勝算、楽しめる目算が立ってないと映画館なんて行くかよ。

まぁ、そんな感じで映画を週末で3本くらい観たんですけど、全部つまんなかったんで書くのめんどくさいんですけど頑張って書き記します。

まずはガチボーイ観ました。邦画で、2008年の作品らしいです。なんか無駄にキャストが豪華でした。佐藤隆太と、サエコと、向井理と、仲里依紗と、あと宮川大輔と、脚本がまぁまぁなんか仕事して売れてる風の西田征史でそのうえ役者も出てたりとか、なんか今観たら豪華だけど、当時「この面子すげぇ」って言ってる奴すげぇキモいんだろうなみたいなそんな感じでした。俺がつまんない映画3つ観たので一つのエントリで3つの感想書こうみたいなノリなのでネタバレ配慮とかするわけないじゃんって感じなんですけど、あらすじを言うと、事故である日から記憶障害を患っちゃたりんらんして、寝て起きたら大体昨日のことほとんど忘れちゃうような佐藤隆太がいて、そいつがプロレス部入って頑張る、みたいな。昨日のことは忘れちゃうけど、昨日練習してできた痣は今日も消えないし、昨日練習した技は体が覚えてる、みたいな、なんかそういうところに収束する青春エンターテイメントでした。脚本悪くなかったし、役者も上記の通りなんでたぶん個々の演技としてはそんなに悪くなかった。でもなんか全体的に演出がイケてなかった。出てくるシーン出てくるシーンに対して「バミってんの!?」て思った。バミるっていうのは、突撃!となりちい散歩用語で、役者が自分の立ち位置がどこなのかを把握するために床にガムテとか貼っておくやつのことを言うんですけど、全体的にそんな感じでナメてんのか感があった。なのでたぶん監督がダメだったんだと思う。脚本も役者も悪くないのに、もったいなかった。なんか最終局面の敵キャラとかプロレスシーンとかはちょっと泣けそうな臭いもあったけど、嫁が「学生プロレスでこんな客が女だけとかありえへん。普通なら男ももっといるはず。エキストラに応募してくるやつばっか安易に集めた結果、女ばっかになった」みたいなことを言うので冷めたりとかした。映画を文句言いながら観れる相手がいるというのも良いことばかりではないと思った。繰り返すが、役者も脚本もそんな悪くなかったが監督が糞だったんだと思う。けれども、脚本も、うーん、とかもあるけど。結局病気か障害かがありきの話ではあるので、そんな事故がなければ普通に主人公は楽しい大学生活を送ってたんだろうなって感じがもやもやはした。セカチューと結局何が違うのよって話になってくる。例えばセカチューから何かしら教訓を学ぼうと脳を肥大させた結果出てくるものとしては、「死ぬん怖い」くらいだと思うんですけど、それは鼻毛が白髪のじいちゃんとかに学べよって話なんですけど、おおむねそういう感想になりました。簡潔に言って5点でした。

次に観たのは「drive」っていう2011年とかの洋画でした。タイトルからしてカーチェイスとか期待するんですけど最初の1時間が糞暇で、なんか運転うまい兄ちゃんかおっちゃんかも分からない白人が、白人て年齢よくわかんないんですけど白人が、なんか童顔のかわいい子持ちの白人に思いを寄せて……みたいなのが大体最初の1時間でした。後半1時間はその恋心が原因でいっぱい人が死んで、最後は主人公も死ぬ風でした。後で調べてみたら結構高評価の映画らしくてビックリしたんですけど、あー映画の観方忘れたわーもう思い出せないわー、と鉄板で面白い映画といえばピクサー派の僕は思いました。なんか雰囲気ある映像で、主人公が闘う理由を見つけて、闘って、どうにかなる、みたいなんが高評価とか、まぁ普通なんですけどそりゃキタノ映画も海外で評価されますがなって感じだったんですけど、これ俺全然楽しめないし、とか思ったらちょっとショックで。映画楽しめないなら俺もう囲碁将棋するしかないじゃん、て思いました。

最後に見たのはダーク・シャドウっていうティム・バートンっていうホームレスみたいな風体の大御所が撮った映画でした。もうこの人ジョニーデップ白塗りにできたらなんでもええんちゃうかみたいな感じでした。ドラキュラが200年ぶりに現代によみがえったよみたいな話だったんですけど、ドラキュラを演じるジョニーデップが道路の向こうから走ってくる車のヘッドライトを見て鬼灯だみたいなことを言ったりとか、なんか大体は忍者ハットリくんみたいなノリでした。糞つまらなかったです。ティム・バートン監督と言えば、「ビッグ・フィッシュ」っていう作品を過去に撮ってまして、シザー・ハンズとか見てないんですけどビッグ・フィッシュが面白すぎるので僕はもう見るたび感涙するし、感涙するために今後も死ぬまで3,4回は見るだろなってくらいなので、それを撮った監督がなんかこんな糞つまらない映画を撮ってるのはとっても悲しかったです。たぶん監督のやりたいことって裏返したいみたいな、非日常とか非社会的とか、そういうものを通じて普遍性の愛を奏でたいみたいなのは分かるので、それだけに、何をハットリくんやっとんねんみたいな、Aって書いた錠剤とFって書いた錠剤をウォッカで飲み下してそのまま死にそうですよねみたいな、なんかほんと残念な気持ちになりました。ビッグ・フィッシュは本当に素晴らしい映画でした。

まぁそんな感じで面白いものを作るって難しいんだなぁと思いながら、本当に日記を書いただけの、あんまりサービス精神もなくただ感想を書き上げ連ねただけの僕でした。以上です。

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Drive

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