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自分の行く先を見失ってるおっさんに出会った

今日オフィスビルの一階でエレベーターが降りてくるの待ってたらでっかい無地のダンボールを両手で抱えたスーツのおっさんがやってきてダンボール無地やしスーツやし運送業者ではないんでしょうけど何かおっさんがでっかいダンボール抱えてやってきまして僕の横でおっさんはダンボールを床に降ろすこともなく待っていてすいませんこれを最後まで読んでも中身結局なんだったのかは書いてません俺も知りませんなんやかんや二人並んでぼやぼやとエレベーター待ってたらやがてエレベーターが到着しまして俺がエレベーター来いやボタンを押してる間におっさん先に乗り込みまして続いて俺も乗り込みまして俺は3階に用事がありましたので3階ボタンを押して別に普通ですよね親切というほどの親切でもないですよ普通の流れで「何階ですか?」て聴いたわけですよね何せおっさん両手塞がってますからボタン押してやるくらいのことはそりゃあしてやりますよ恩着せがましく言うつもりはないですよ非常にナチュラルにニュートラルな発想として「何階ですか?」って聴くじゃないですか「何階か言うてくれたらその階のボタンを押そう」って思うまでもなく普通に聴くじゃないですかおっさんそこで何て言ったと思いますか僕ほんまビックリしましたよ「株式会社○○って何階ですか?」って言いよったんですよおかしいおかしいおかしいおっさんおかしいおっさんお前どういうことやねん全然わかれへん怖い怖い怖い怖い何で把握してないねん怖い俺はお前が怖い俺はね俺はそんな親切の押し売りなんてするつもりはなかったよ自然な形でお前一人だったらお前が一度ダンボールを降ろして或いは片足を上げて片手と膝でうまくダンボールのバランスを取りつつ頑張って自力でボタンを押すその手間を俺はこっちで担ってやろうその方がお前もラクだろうとそう思っただけなんですよ「株式会社○○って何階ですか?」なんでそうなるんだよ俺がそんなこと知るわけねぇだろ俺が関係あるところ以外の情報知ってるわけないだろお前なんで普通にエレベーター待ってたんだよなんで俺の横でぼやぼやーっと待ってたんだよむしろ俺がいなかったらお前どうするつもりだったんだよむしろ現在進行形でどうする気なんだよお前は何なんだよお前は怖い怖い怖い怖い怖い怖いと思ってとりあえず「知らないです」って言ったら「ですよね」って言われたので「はい」って返して俺は三階で普通に降りたんだけどあのおっさん結局あのあとどうなったんだよ話しかけて損したわ意味がわからないまったく意味がわからないよくわからんけど今思えば最悪あのダンボール中身が空だった可能性まである。以上です。