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そういえばタイ行きます

そういえばGWはタイ行ってきます。ハネムーンです。4泊6日だかを予定しているとのことで、一番栄えてる賑やかなところで2泊、文化的価値が高い寺院のある街で2泊という風に聞き及んでおります。なるほど大体は東京と京都で2泊ずつくらいの感覚でいればいいのかと思ってる僕ですが余裕で舗装されてない街頭に僕はきっと絶望するのでしょうか。

イベントとしては象に乗るらしいです。嫁のリサーチによると象はやたら酔いやすい乗り物であるとのことです。キリモミ回転でもするのでしょうか? 耳で空を飛ぶ生き物に跨るのは初めての経験なので今からとても楽しみです。また、鼻の滑り台じゃないと俺は象から決して降りないぞとゴネる予定です。

ほかはなんか観光とか、ショッピングとからしいのですが、基本的には全部嫁に任せっきりでただの外泊くらいの心構えなのであまり何もわかってません。タイ語のイエスとノーを未だに把握していないのですが、どうせここまで来たならこのまま覚えず現地入りしようかどうか迷っています。

寺院はあんまりわかってないんですけど、まぁまぁそこそこ楽しみです。信仰はないんですけど、何かしら作るの大変そうだったものを見物するというのは嫌いじゃないんですな。伊勢神宮とか大好きです。伊勢神宮自体は有形なわけですが、それを20年おきに建て直してそのための技術を延々継承していってというフローを経ることによって、遺されているものは確実に有形の「それ」だけではない、無形の何かしらがそこにはあるなという感じは悪くないですね。

また、奈良の大仏とかもいいですね。まずでかいでしょ。「でかいことはいいことだ」という思想がよっぽど強固じゃないとあんなでか大仏は作りません。人の時間は有限で意味のないことはやってられないはずなんです。これは昔からずっとそうだったはずなんです。それでもどこかの時代どこかのタイミング、誰かや誰かのテンションが盛り上がる瞬間と時代的な技術の進化や何かが噛み合って作れちゃうし作っちゃおうぜという文化祭的なノリが日本列島を駆け抜けて、何かの間違いであの馬鹿でかい大仏が完成した。完成したら完成したでせっかくだしみんな有り難がって大事にしてるうちにより一層大仏はなんだか有り難い雰囲気を醸し出していくわけです。もちろんこれ全部僕の想像でほんまにそんな感じなんか知りませんけども。

たとえば鞍馬寺。糞山奥にあります。ポメラは「くそ」で変換効かないことがわかりました。ふん山奥に鞍馬寺はあります。山道を登って登ってたどり着いた上の方にですね、馬鹿でかい鞍馬寺があります。どうやって作ってん、となります。どうやって材を運んだのかマジで想像もしたくないわけです。苦労すればするほど有り難い、という古い感性のうえにできあがった感じがとても良いです。そこを見舞った僕もそこまでの、登山と言うと大げさですけど難易度ベリーハードのハイキングをやって鞍馬寺にたどり着いてるわけですから、クタクタなわけです。やっとの思いで参った鞍馬寺なわけです。参ラーズハイでちょっとありがたく感じる。まぁ、神社仏閣って全部そんなもんだろって思ってるんですけど、だから糞だとは別に思わなくて、そういう気のせいを刺激して揺さぶって振り幅をでかくしてるうちに参ラーズハイは信仰になるんだろう、とまぁそんな考えです。なのでタイの寺院はどんな気のせいと手を取り合って成長してきたのかは非常に興味深く楽しみなところであります。

飯がマズいのは確定済みなのでいっさい期待しておりません。朝はホテルでスクランブルエッグとか白パン食えると思うので最悪一日一食は人間らしい食事が確保できるしそれでいっかなと思っております。

とりあえず言葉の通じなさ、文化の予習のしてなさで様々なシーンでストレスを被ることが予想されますがクズ人間の友人の弁によれば「日本語で悪口言い放題なので海外旅行意外と楽しいですよ」とのことなので、その言葉を頼みにがんばって楽しく過ごしたいと思います。王族を殴ると撃たれるよ、などタイについてのとっておき情報などあれば教えてください。以上です。