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マクドナルドはマックかマクドか

じゃー、たぶんあんまり伝わらなあ話をしまーす。

言葉は、大事にしたいよね。

言葉を大事にするってなんだろうって考えた時に、ひとつの側面としてまず何よりどうしたって「伝わる」ってことが大事だなと思っていて。ネットの僕しか知らない人とあと家族と親戚は、むしろ真逆の「こいつ何言ってるかよくわかんねえな」的な印象しか僕に対してないかもしれないけど、それはもうプライベートだから、なんで俺がお前らがよくわかることを喋ってやらなくちゃならないの?と思ってる節があるからで、そこから逆算すると「伝わる」ように喋らなきゃって言うのは、僕のしごと観なのかもしれない。

僕は、伝わるように喋らなくちゃな、と、とてもいつもよく思っている。それは普段やってる仕事が決して利害が一致するとは限らない両者のあいだに立ってなんやうまいこと収めるような仕事をしているからなのかもしれない。

察しの良い方はもうわかりましたね、そう、私の職業は、アシカショーのアシカに食われるイワシです!!

みたいなことしか言わないのでネットでは誤解されがちなんですが、普段は、ちゃんと喋らなくちゃと思って生きているんですね。

言葉は伝わらなきゃ意味がない。

伝わらない言葉はどれだけその言葉で自己主張できた気になったとしても結局自己満足なんです。そういうことを、いつも考えている。

例えば、トレードオフという言葉があって、ニュアンスが細かいので便利ですけど、いかんせん知名度が低いですね。年代によっては知名度どかんと減りますね。じゃあ年配には恐る恐る使う。まぁ、それだけの話ではあるんですけど。全く同じ話をしている。相手の年齢が違うだけです。「ここはトレードオフですね」と言うべきところ、相手がおっちゃんでそこまで話した感じトレードオフって言って通じるか通じないか怪しい時、僕は迷わず「あちらを立てればこちらが立たず、みたいな感じですね」とか言うんですねトレードオフと言わずに。

例が陳腐ではありますけれど、そういうふうなことを心がけることがどれだけ役に立っているのかは実際わからないのですけど、僕のなかでここはちょっと譲れないというか。大事にしたいところではあるんですずっと。

伝わらなけりゃ意味がないし、伝えたくないことまで伝えたくはない。

例えば、話の腰が折られるのも嫌なわけです。僕が何か喋ってる時に「今のイントネーションおかしい、やっぱ君、普段はわかれへんけど北海道民なんやな」とか言われるのすげえ嫌だ。それは自分が実は北海道民なのが嫌なのじゃなくて「いや、今そんな話してへんやん」ってなるのがただただ嫌だ。変なイントネーションが出たのは自分の責任だけど、そんな今言いたいかね、とその話を振る人にも思う。と思ったところで、その他人を責めたってどうにもならないわけで、結局自分を変えるしかない。そういう風に自分は生きている。

つまりまー僕は、郷に入っては郷に従えというか、どう郷に従順したところでおまえはおまえでいたらいいだけだろ、くらいにしか思ってないんですけど。僕が擦りむいた膝小僧に貼ったのは絆創膏か、カットバンか、バンドエイドか、なんてことは、僕が決めることじゃないんですよ。相手がどれを正解と思っているかが何より大事で、それを先回りして適応することこそがコミュニケーションで、相手に通じない正解なんざ意味がないし、それを自分のステータスにしようなんざもってのほかだと思って生きてるわけです。

で、そんな調子で生きてるんですけど、たぶんなんか嫁と子供の話をしていたんですね。今はお母さんのおっぱいと粉ミルクしか飲まない、「生まれるの早すぎただろ」としか思えないクソ雑魚の三ヶ月の息子が家にいるんですけど、こいつもまーそのうちは飯とか食うんだなって話をしてる時に。

僕言ったんですよ。

「子供の頃はマックとかすごいおいしかったよねー」って。嫁に対して。

言った後にすごい、びっくりしちゃって。

ここは、関西、大阪、なのですよ。マクドナルドは、関東ではマック、関西ではマクドと呼ばれてるのですよ。

当然、自分は、会話を円滑に進めるべく、関西に移住してきてからは、「マクド」と呼ぶのが正解として、それを身体に染み込ませて生きてきてたわけです。僕はだって、僕はなんのこだわりもないので普段ここは人に合わせる。関西の「マクド」と呼ぶ人と一緒にいる時は「マクド」と言うし、関東の人といる時は「マック」と言う。どっちでもいいんだ、ただ自然であればそれでいい。それでも「マック」と言った時に関東の人と会った時に「あれ?関西なのにマックなんですか?」と言われることもないではない、まぁそういうイレギュラーもあるにはあるのだが、何よりここで大事なのは、俺は関西に住んでからとんと「マクド」と呼ぶことに徹していたということだ。

にも関わらず、思わず京都の出の嫁に言ってるのだ。

「子供の頃はマックとかすごいおいしかったよねー」って。

これすげー無意識だったのね。何の意識もない。じゃあ何の意識が残ったのかというと記憶なんだろうね。だって、おれはもともとマックと呼ぶ地域の人間なんだから。北海道。

普段はマクドと呼ぶのが当たり前の土地にいるからマクドと呼んでいる。ただ、それが「子供の頃」という記憶と共にマクドナルドのことを思った時にマックという言葉が口をついて出た。長々ダラダラ書いてきてなんと僕が今日みんなに教えたかった大ニュースってこれだけなんですよ。これだけなんですけど俺の中でなんかすげえ「うわっ」てなって。なんかわかんない気持ちになったんですよ。ちょっと、「寂しい」みたいな気持ちもあったかもしれない。なんでかはわからない。ああ、俺今はマクドって呼んでるけど昔はマックって呼んでたんだよなってことに、なんかすごい思えば遠くに来たもんだ的な。そういうものを感じてさ、なんか「すげー」って思ったんだけど、絶対伝わってないでしょこれ。「いや、好きにマックって呼べよ」みたいな話じゃなくてねこれ。あと伝わりやすさの話に戻るとアップルのマックとややこしいから全国的にマクドナルドはマクドと呼んだ方が効率的だと思う。以上です。

 

嫁の忖度がすごかった

あのー、最近寒いんですよ。いい加減寒いなと思って。毎日、白のランニングシャツ一枚だけじゃもういい加減厳しいぞって思ってジャケットを買うことにしたんですよ。白いランニングシャツの上に羽織るジャケット買おう思って。今年の夏は若い頃の竹野内豊とかがやってたようなスタイルで行こうってそう思って。

で、興味ある方は「ズイショ オシャレコンプレックス」でググってもらえばわかると思うんですけど、僕はまー服を買うとかオシャレに対して向き合うのが苦手でして。神経すり減らすことになって自己否定に苛まれる展開が毎度待ってるんで毎度ものすごい大変でストレスフルな作業なんですけど、やっぱそれでも挫けずに生きてると世の中うまくできてるもんで、最近は好きなブランドみたいなものが出来てきたんですね、苦節30年。そのブランドの店に置いてある服なら、まあ俺が着たらそんな大きくは外さないだろ、って自分で思えるようなね、服に困ったらとりあえずそこに行けば間違いはないだろうってそう思えるような、そうね、俺にとっての「ファッション界のニトリ」或いは「ファッション界のコーナン」くらいのそういうポジションのブランドが最近はできてたんでこういうシーンでの緊張の張り詰め方、和製英語ではない正しい意味でのテンションはだいぶ緩くなってはいるんですけどね。言うて、そのブランドが俺に本当に似合ってるのかも、そのブランドがダサくないかなんて俺には知るすべもないからね。むしろ今のこのささやかな幸せを失いたくないから積極的に知ろうとしないね。ことオシャレに限った話においては俺の自己肯定感はほとんどゼロだから、そのブランドの2ちゃんねるアンチスレなんか見てしまった日にはもう何着たらいいかわからなくなってまた白いランニングシャツによくわからない短パンの無課金アバターみたいな格好で生きることになってしまいますから、最近付き合い始めた彼が実は既婚者なんじゃないかって疑ってるけど今のこのささやかな幸せを失うのが怖くてセックスの後にやっぱ泊まらずに帰るって言われても何も言えないアラサーOLみたいになってますから、絶対にこの俺の好きなブランドに関して俺はググりませんけどね。

で、まぁ行きますわな、そのお店に。ジャケットくっださ~い!言うて行くんですわ、嫁を引き連れて。いやそりゃ一人じゃ無理だよ。言った!?俺言った!?俺のオシャレコンプレックスはすっかり解消されましたって俺一回でも言いましたっけ!?言ってないですよね、無理ですよ一人で服を買うなんて。嫁についてきてもらうに決まってるじゃないですか。ファッションリーダーの嫁さんの力を借りるに決まってるじゃないですか。ここでいうファッションリーダーっていうのは別にうちの嫁さんがインスタグラムでフォロワーが8万人いるみたいなそういう意味でのファッションリーダーではなくて、ズイショ家のね。ズイショ家におけるファッションリーダーって意味だから。あのー、ゆずが二人でやってるのに「ゆずのリーダーは北川悠仁です」ってすげえ言ってきてなんだそれって思うじゃないですか。あの感じですね。ズイショ家のファッションリーダーは嫁です。僕はサブファッションリーダーです。全員死ね!!

で、まぁ目標はジャケット一着買う。予算は2万円、って決めて。これまためんどくさいんですけど、僕はこの予算設定をわりと頑なに守りたいんですよ。なにせオシャレコンプレックスですから。「僕みたいなもんがわざわざ金をかけて服を買うなんて」って感覚が性根に染み付いてるから、まずそもそも大前提として服に金をかけるのがしんどいんですよ。だから予算はパキッと決めて、そこは絶対にはみ出さない。完全に一目惚れでこれ今買わなきゃ絶対に後悔するなんて場合は別ですよ。そりゃ別ですけどでも「あーこっちの方がいいけど、ちょっと値が張るなー、うーん、でもまぁ、こっちの方が、どっちかっていうといいかなぁ、うーん」くらいの場合であればね、そりゃ高いものの方が良いように思えるのは当たり前ですよ。高いってのはそういうことですから。ただ、それ以前にお前はオシャレに自信がないオシャレコンプレックスだろ、と。後で「やっぱ家でいろんなインナーと合わせて着てみたけど俺には似合わないからもう二度と着たくない、死ねば、着なくていい、よな?」ってすぐなるだろお前って話で、そういう時に最初の予算をはみ出てると余計きついんだって、同じ死ぬにしても痛い死に方で死のうみたいな気分になっちゃうんだって。ビルの屋上から飛び降りるだけじゃ足りないから100均のカッターの刃をパキパキ丁寧に目盛りずつに折っていってね、それを全部口に含んで飛び降りようみたいなそういう感じになっちゃうから。「よくそんな似合いもしないものを予算超過して買ったなお前は、口の中ズタズタにでもならないと救われないよお前みたいな馬鹿は」って気分になっちゃいますから、予算内に収まればね、言うてオシャレとかオシャレじゃないとか関係なく、服って着なくちゃならないから、無課金アバターの格好じゃフレンチとかも食いにくいじゃん。だからまぁ必要経費だから仕方ないよね、似合って無くてもまぁこれで、仔鹿のステーキは食えるから、笑っとけ笑っとけみたいな感じになるじゃないですか。だから、なるべく、予算は、守りたいんです。

あのー、で、タイトルのね、嫁の忖度いつなったら出てくるんだよって話だと思うんですけど、こっから本題ね、ていうかこの本題の話を書くつもりで一行目から書き始めたんだけどまさかそこに辿り着くまでに2300文字も書くことになるとは自分でも思わなかったよね。でもやっぱ、この話は俺のこの服を買うという行為に関してビビってる感じ、オシャレに対して完全にこじらせてる前提っていうのがあった方がいいなってなったからこっから本題ね。本題なんですけど、店で色々ざーっと眺めて何着かその場で羽織ってみたりもしてね、そうしてるとパッと良い感じのジャケットが目に飛び込んできたんですよ。あの手前から奥に何着も同じ服がかかってるその服の正面全体が見えるタイプの服屋さんのディスプレイの仕方あるじゃないですか、そんな感じで陳列されてたジャケットが「あ、これイイ感じっぽい」って思って、前ボタンにかかってるタグを見たら18,000円って書いてて、あれ?これ着てまぁまぁ似合ったら終わりじゃん?と思って、で、手前から順にS、M、L、LL、3Lとかかってたんで、自分にちょうどいいLを取り出してさっそく羽織ってみて、他のところを見てた嫁のところまで行って「これどう?」って聞いたら「ああ、いいんじゃない?」みたいな感じで。やった、これで終わりだ、と。明日から俺は無課金アバターは卒業して竹野内豊だと思って。で、嫁にジャケットの値段聞かれて18,000円だよって言ったら、あれ?え、そんな安いの?って言われて、パッと自分の着てるジャケットのボタンについてるタグを見たら24,000円って書いてるのね。

あれ?って思って、いや、さっき見た時は確かに18,000円だったと思ったんだけどと思うんだけど嫁は、うん、18,000円じゃないでしょ。24,000円くらいすると思うよそれ、だって生地が良いと思ったもん。その生地はけっこうするから、24,000円くらいするよ、みたいなことを言うから、とりあえずそのジャケット置いてたところまで戻ってパッと見たらやっぱ18,000円って書いてるのね。一番手前のジャケットのタグには。あれ?と思って自分の着てるジャケットのタグ見たら、やっぱ24,000円って書いてるのね。いや、え、あれ?と思って。俺が今着てるのは手前から3番目にかかってたLのジャケットなのね。で、一番手前にあったのは全く同じデザインのSのジャケットなの。で、Sは18,000円ってタグがついてて、俺が着てるLには24,000円ってタグがついてんの。あれ?と思ってとりあえず試しにあいだにあるMのジャケットのタグを見たのね。24,000円なの。あれ?ってなっちゃって。俺なにせオシャレコンプレックスがひどいから。あんま服屋のルールがわかんないの。こういうことって普通なの?どうなの?で、店員に聞くのも出来ることなら避けたいの。店員ってだいたいオシャレじゃん。それがもう辛いし、そういう人に自分もオシャレな格好をしたくてこの店に来ましたみたいな設定で話さなくちゃならないのがもう本当に嫌だから、本当にできることなら話しかけたくも話しかけられたくもないのね。ましてや今のケースだと俺は「値段」について質問するわけじゃん。それもなんか、嫌だな、みたいな。「あれ、この服に興味あるのに値段で買うか買わないか決めるんですか?」みたいに思われたら怖いなとか思うわけ。たかだか知れてる差額で買う買わないを判断するんですか?だからお前はオシャレじゃないんだよ、みたいなね、みたいな圧を勝手に感じちゃうから。塾に行くからサッカー少年団休むとかあいつダサいな、みたいな、あの少年団の連中の、アレに近い圧を俺は服屋のタグの値段を見るたびに感じているんだ。

だから、これ店員にサイズで値段違うんですか?って聞くのもあんまりヤダなと思ってるところにね、嫁ですよ。嫁が、ほらだから良い生地だから、って。SよりMとLが高いのは、良い生地なんだから、大きい方が布面積が多いんだから高くなるのは当たり前でしょ?みたいなことを言うんですよ。え、そうなの?いや理屈としてはわかるけど、それで6,000円も値段変わるもんなの?あーこういう時すっと反論できるために袖の長さから布面積を算出できるように高校で微分積分もっとちゃんとやっとけばよかった!!とか思って、微分積分で計算できるのか知らんけども、いやでもそんな変わる?っていうか服ってもっと、こう、つけ麺方式じゃなかったっけ?つけ麺ふつう盛り200gだけど、500gまでは同じ値段ですよみたいな、そんな感じじゃなかったですっけ、服って。服ってつけ麺じゃなかったですっけ?

言うてね、これ他の話題なら僕すぐ「いや、そんなわけあるかい!確認しようやないか!!」言うんですけど、言うてるとおりオシャレコンプレックスがひどいから。それも言えなくて、もう殴られて育った犬くらい常にしょんぼりしてるから、まぁリーダーが言うならそうなのかなぁ思って、そっか、服はつけ麺じゃないんだ、布面積によって値段変わるんだ、と思って。そうなると、まぁ最終的には候補になるかもしれないけど、とりあえず予算内に収まるジャケットもうちょっと探そうかなーって気持ちになってたんですけど。

すごい純粋な気持ちでね。あ、じゃあ、つけ麺方式じゃなくて、SからMになるだけで4,000円も値上がりするなら、3Lとかどんな値段なんだろう思って、更に奥にある3Lのジャケット取り出して値段見たんですよ。18,000円だったんですよ。犬、犬、犬!このときの俺の気持ちを代弁して犬!

犬「わお~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん!!!!!!!!!!!!!!」

いや、つけ麺やんけ!!MとLを除けばSから3Lまで同じ値段のつけ麺方式やんけ!!言うてね、やっぱこれ、MとLだけタグが間違ってるんじゃないのと思い直すわけですけど、これを嫁に言うとね、はは~ん?みたいな。あーでもズイちゃん、これはね、言うて。

需要と供給やね。

みたいなことを言うわけですよ。なるほどね、MとLはボリュームゾーンだよね、一番そこらへんがちょうどいい人が多いよね。SとLLましてや3Lってのは需要が薄いもんね。だから、買ってくれる人がなんぼでもいるMとLは割高で、世の中に数少ない小さい人や大きい人に少しでもうちのブランドの服を着てもらえるようにってSと3Lは安くなってるんだねー言うて。いや、さっきの布面積理論は!?って思ったよ、思ったけど、一方でなるほどなーって思う俺もいるわけ。なにせ嫁はリーダーだから。あくまでリーダーは君で、俺は下をハモるよ、みたいなのはあるから、強くは異を唱えられないわけ。そっか、需要と供給あるよね、ペニシリンのロマンス、ワンダフルでマサルさんやってた時はブックオフでシングル400円してたけど、マサルさん終わった瞬間50円になってたもん、需要と供給わかるよ。俺はやっぱそう思っちゃうんだよね。殴られた犬だから。

で、この話ね、結論、やっぱおかしいと思って店員さんに聞いたんです。タグの貼り間違えでMもLも18,000円でした。買ったよ。買ったよ馬鹿!!

馬~~~~~~~鹿!!!!!!!!!!!!!!!!!

もう買えたからいいんですけど、嫁の忖度すごくないですか?なんでそんな勝手に、頑なに、誰にも頼まれてないのに、タグの値段表示は間違ってなくて何か理由がある前提で進んでしまうのよと思って。思い込み怖いなと思いつつ、こういう忖度ってやっぱみんなあるし、自信満々に忖度されると、弱気な人間は飲み込まれちゃうよねっていう。何、この話?長々話してきたこの話の教訓って何?思い込み怖いってのと、自信満々な人間怖いっていうのと。あとは、そうですね。これが嫁で良かったよ。俺の心の声じゃなくて良かった。これ、勝手に忖度した嫁の言葉だからいいけど、これ全部俺が一人で買い物行っててどこからか聞こえてくる内なる声として、「MとLは予算オーバーよ、布面積の問題で。需要と供給の問題で。こんなジャケット、買うのはやめなさい!」って内なる声に言われたら怖いから。そんなんが聴こえるようになったら俺にはもう着れる服はないよ。無課金アバターの格好で、口に含んだらズタズタになれるアイテムに課金して、それをモゴモゴしながら飛ぶしかないよね。だから、それを言うのが嫁でよかったよ。幻聴じゃなくて嫁なぶんマシですよ。ポジティーーーーーブ!!!

以上です。

「最後にやったのがいつか」をただ記録するナイスアプリ

 

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何これいいじゃんって思った人、一番最後にストアへのリンクがあります。

いやでもこれやっぱ、開発者は俺に鳥貴族をおごるべきだと思うんですよね。俺もやっぱ気を使って発泡酒の大ジョッキしか頼まないですから、実は俺、今まで育ててくれた母親とは血がつながってなかったんですよ。それが去年くらいに発覚して、色々な人の協力のお陰で実の母と先月鳥貴族行ったんですけど、その時も大ジョッキの発泡酒しか頼んでなかったですから。やっぱどうしても親って実感が湧かなくて、甘えられなかった。何この嘘?いやね、それくらいおごったってバチは当たらないと思うんですよ。やみつきキャベツを延々おかわりするとして、発泡酒大を10杯飲んでもたかがた3000円でしょ?だいたいジョッキ一杯がアップルに払うマージン30%を差っ引いても1インストールの値段くらいですから。有料ランキング1位取ったらさすがにもうちょい入ってきてるでしょ。だからやっぱ俺におごるべきですよ。まぁ結局、売上どんだけ上がったの?ってことは今、このアプリ作った人に経緯含めてメールで聞いてるんで返事があって「公開していいよ」って言われたら公開しますけどそもそも返事がくるのかどうか全ては未定です。優しそうな顔のタイ人の方でした。いやインターネットっておもしろいよね。

そもそものキッカケは髪を前に切ったのいつだっけ?って思って、それをいちいち紙の手帳を繰って遡っていつだったか確認するのが超絶めんどくさかったんです。一応、わかりやすいように工夫はしてるんですよ?たとえば3月に髪を切るじゃないですか、こめかみに「MARCH」って剃りこみは入れてるんですよ。入れてるんですけど、髪が伸びるとあんまわからんなるじゃないですか。で、これを解消するために必要なアプリってなんだろって考えたら、たぶんこういうコンセプトのものだよなー、と思って、「こんなもん絶対ほかに思いついてすでに作ってるやついるだろ」と思って頑張って検索したらあったんですね。それがこのアプリだったんです。実際、他にも色々あってね、「散髪 アプリ 管理」とかから始まって、いろんなワードで検索かけて、無料アプリとかも色々あったんですけど、色々検討してこれを買うに至ったんですけど。

で、特にAndroidとかやったらね、今んとこのダウンロード数とかが見えるのね、俺みたいな一般のお客さんからでも。で、それで見たら、そういうアプリどれもいまいち売れてないの。いや、無料のもあるので売れる売れないって言い方は語弊あるんだけど。なんで?って思って。このコンセプトって絶対最高なのになんで売れてないのと思って、色々考えた末にこのアプリ売ったろ、みたいな魂胆はちょっと俺のなかで始まってはいたんですね。本当だったら俺なんかさ、サンタさんがゲームをプレゼントしてくれたら朝方カーテンの合間から差し込む光を頼りに説明書読むくらいのセッカチさんだから、すぐさまに「買っちゃったもんねー」ってツイートしてエンゲージメント的には泣かず飛ばずになってるはずだったんだよ、それをよく我慢できた。大人になったよね。面白い感じのスクショが撮れるまで寝かせて寝かせて、このアプリの良さを表現できる具合のとこまで我慢して、それでつぶやいたらいいかんじになったんだから万々歳だよね。

やっぱ俺が真っ先に思って嬉しかったのは「なんだやっぱみんなこういうの欲しかったんじゃん」ってことですよね、顧客は自分が何を欲しいか知らないみたいな言葉は世界一のとっくりセーターメーカーの社長(故人)が言ってたことだけど、たぶんそれに近しい感じだったのでしょう。目の前に提示されれば「何これ良いじゃん」って思うものでも「こんなものがあればなぁ」と思う人はそうそういない、これってとても大事なことですよねー。忘れずに行きたいでやんすねー。俺が「これ欲しい。ないなら作るくらい欲しい」と思ったものがすでにあって、「あるぜ」と言ってみたら「なにこれ欲しい」とみんながなったのはシンプルに嬉しいよね。

ほんで、あとは、こんだけいっぱいRTされるといろんな人がいろんなことを言ってくるよね、そんなの、普段はなかなか言われないから、RTでもされないと言われない財産だからそういうの余すとこなくじっくり頂くんですけど、「課金アプリかよー」って敬遠する人こんなにいるんだって肌感覚で知れたのも面白かったですね、いやほんと、多いんだ。気持ちはわかるけどね、俺も昔は課金くそくらえみたいなところあったし。でもね、考えてみよ?たとえば晩飯にさ、からしレンコン食べたいなと思ったとするじゃん。そこでからしレンコン食うの我慢してさ、パナップで終わらせたら360円は捻出できるはずじゃん。見た目同じだからいいだろって一日、からしレンコンの代わりにパナップ買うだけで360円は出せるはずなんだけど、そこには謎の心理的障壁があるんだよなーみたいなの、面白かったですね。俺かすらると、便利だから勧めてるアプリでもとは一瞬で取れるはずなんだけど。逆に「これを使えば各ゲームで最後にガチャ回したのがいつか簡単にわかる」とか言ってる人もいて、お前はお前で課金の心理的障壁低すぎるだろみたいなね。

まあそんな感じ。バズはなんやかややってるけど、こんだけ人に金を使わせるバズってたぶんなかったから、結構はしゃいだので書き残しといた感じ。とりあえず、良いアプリが売れてよかったよかったっていうそんだけ。あとはそうね、開発者なんかくれって。雪見だいふくを片方くれって。わからんけどタイで食う雪見だいふく超うまそう。以上です。

 

最後はいつ? - あなたの大切な出来事をトラッキング

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