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スケットダンスの謎解き予想、ついでにニセコイの肥しとなったラブコメ蠱毒を振り返る

えーとジャンプで絶賛連載中のスケットダンスで今やってる話が最高に気持ち悪くてうんざりするんですけど、一つ謎解き要素みたいなんがありまして、新理事長の息子がいじめにあってここ数年喋ってなくて、そいつに「楽しかった」と言わせたら勝ちっていう学園祭出し物勝負みたいなんをやってるんですけど、喋れない理由はいじめとは別にある、ということでそれは一体なんでしょ~か!みたいなんが一つこれあるわけです。で、さっき暇なのでちょっと考えたら「これで違ったらもういいや」的な取り急ぎの結論が出たので報告する次第です。で、そういうの読みたくない派への配慮として別に言いたいこともないんですけど閑話休題的に他の漫画の最近の感想とか書いて字数埋めるんで、もしかすると正解かもしれないなら読みたくない人は帰れ!お前もこの村のアレが目当てか!ウォシュレット完備のトイレが目当てか!この賊めが!

じゃー、ニセコイの話でもします。ニセコイがアニメ化ですね、おめでとうございます。僕は全然好きじゃないんでとりあえず読んどくわーって感じなんですけど、嫁が千棘かわいくてかわいくて仕方ないらしくて、なんか毎週楽しみに読んでるとのことです。そんなソイヤソイヤ囃し立てるほど面白いか~?と僕は思いながら読んでるんですけれども、なんだかんだ、ちょっと前にジャンプがラブコメ蠱毒みたいな状況になってる時期がありまして、それを経てニセコイが生き残ってることを踏まえれば、ジャンプは今ジャンプで恋愛物やるならコレなんや、という舵を切ったんだなと解釈することも可能です。まーToLoveるわざわざ切り離したんだから、ああいうのとは違うラブコメがジャンプには必要なんや、みたいなのは分かります。当時ラブコメ蠱毒の中でニセコイと競ってた漫画郡としては、マジコ、恋染紅葉、パジャマな彼女があったわけなんですけれども、エロ成分をぶっちぎりで極限まで薄めてるニセコイが生き残ったというのはなかなか示唆的だなとも思うわけです。パンツすぐ見せるキャラの小野寺妹が投入されたもののパンツ自体は読者に見せないという演出もそこらへん徹底してるなとか感じます。ああいう作風がどういう人に刺さるのか僕には検討つきませんが、まぁ刺さってる結果なんだろうと納得するほかありません。まーあの蠱毒も他の連載がひどかったですからね。パジャマな彼女が兎に角ひどかったのは笑えるレベルでした。第一話で今まで異性として意識していなかった幼馴染に主人公がエロモーションを仕掛けられるシーンがあるんですけど、なんでか全然わからないんですけどそれに対して主人公がキレるんですよね。びっくりするとか刺激が強くて卒倒するとか魂抜けるとかじゃなくて声を荒げてブチギレるんですよ。子供ながらに意味がわからなかった。いや、読んでた当時僕は25か26ですけど。その後も最近そんなのジャンプでやっても仕方ないだろって風潮で敬遠されてたレイプ未遂シーンをぶっこんだり、準ヒロインが露骨にビッチだったり、思い出したらなんか腹立ってきましたけど、なんだったんでしょうねアレ。恋染紅葉なんかは絵面がピザッツの後ろの方に載ってるみたいな線が太くて野暮ったくてどうしようもない感じでしたけれども、それでも正統派の童貞ラブコメと言いますかまったく仕方ねぇなお前はの顔で読めたものです。それに対してパジャマな彼女は、なんか饒舌に喋ることも一生叶わないどうしようもない童貞が童貞じゃないですよの顔でNANAとか読んで育った結果描いちゃったみたいな、本当にどうしようもないオーラが漂ってました。そういうのを抑えてニセコイがジャンプのスタンダードラブコメに定着するのもどうなんだよとかは思うんですけど、まー仕方ないのかな。着々と人気がついてくるにつけ、「そんなことよりダブルアーツを」みたいな声も見かけなくなっちゃいましたね。中学生とかの頃かな、シャーマンキングがアニメ化とか言ってる最中に「仏ゾーンこそ」みたいなこと言ってる少数派がクラスに一人か二人はいたもんで、何言ってんだこいつとか僕も思ってましたけど今ならあいつらが仏ゾーンを大事にしてた感覚分かるような気がするな。今からでも謝るには遅くないのかな。facebook始めようかな。誰が始めるかボケカスが。

はい、じゃーここでガラッと戻ってテキトーにスケットダンスの予想書いて終わります。たぶんあの理事長の「息子」は性同一性障害を抱えた心は男の子、身体は女の子ではないかと思われます。根っこのところは「男の振りをしているものの身体は女の子なので声変わりは来ない」というのが喋れない理由で、これを更に補強する隠しヒントとしては、そもそも彼が帰る直前にあったシーン。「参加者の胸に星をつけてあげるというのはどうだろう」というアイデア、彼は成長期に入って膨らんできた胸を触られるのを嫌がったんですね。もう一つ、ボッスンが一方的に会話をしかけるシーンの中で「俺とパーカーのサイズ一緒じゃないか。おさがりやろうか。」というやりとりがありましたが、中学3年生?とかと高校3年生が同じパーカーのサイズというのも不自然です。恐らく身体のラインを隠すために大きめのパーカーを着ているのではないかと思われます。理事長も恐らく知ってるうえで彼の内面「自分は男の子だ」という意思を尊重して、そういうものも受け入れられる画一的な学校を目指しているのだと思われます。過去回さかのぼってみたところ、男女のクラスを別にするみたいなこともそういえば言ってました。

いくらなんでも性同一性障害をここでぶっこんでくるなんてド寒いこと流石にやらねぇだろと自分で自分を疑いながら嫁に話してみたところ、「だってボッスンとサスケ双子だったくらいなんだから全然やりうるだろ」という結論に至りました。どうなんだよと思いますが、バツグンの説得力でした。正解はそのうち明らかになると思いますが外れてたら外れてたでちょっぴり恥ずかしいですが、まぁそれは追々分かるとして。もしこれがあってた場合、「身体は女だけど、心は男」ということも個性として受け入れるみたいな展開になるとすげーうわぁって感じなんですけど、それだけ全然見当違いの推理してる可能性があるものの心配ですよね。性同一性障害の人って少なくともそんな受け入れられ方はされたくないよね。心と身体が思ってたんと違うので当人は悩んでるのに、「心と身体が違うのも個性だ!」とかだとドン引きの一語です。まぁ、障害じゃなくてリボンの騎士的な育て方説とかもあるんで、そこらへんは何ともですけど。とりあえずなんでもいいので早く終わって欲しいです。そして浮世絵ギャグ漫画を連載して欲しい。んなわけねえぇだろっ!以上です。