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結婚式の準備についての覚書、基本なんら思い入れがない男性の視点から

結婚式の準備についての覚書

http://meymao.hatenablog.com/entry/2013/05/25/123330

上記を読んでてそういえば俺もやったなと思ったので僕もなんかテキトーに書きます。もうだいぶ昔のことなので色々うろ覚えで忘れてる部分も多いのですが。もはや新婦が誰だったかもちょっとうろ覚えです。たしかめっちゃかわいかったような気がうっすらするんですけどね若い頃の吉永小百合みたいな。それ2013年ほんまに忘れてる人が言いそうなやつやないか。なのでまぁ覚えてる範囲で書きます。ここに記したことがいつか式を挙げる誰かの目に留まり少しでも参考になれば幸いだという思いがある一方、僕がやり終えたことは僕にとって普通の当たり前体操なので普通のこと書くのに飽きた瞬間僕はきっと嘘を書くのでその辺ご了承ください(死んでしまえ)。

  • そもそも式ってやった方がいいのか

まず大前提として、結婚式なんてやつはやりたい奴はやればいいしやりたくない奴はやらなければいいです。ただし、片一方がやりたくてもう片方が別にやりたくない場合はやった方がいいでしょう。そこらへんの事情はから揚げにレモンかけるかけない問題と一緒です。一緒じゃないです。僕らの場合は嫁が絶対やりたいというので、ていうのが取っ掛かりでまぁ典型的な結婚式は女性のものってやつですね。何だってそんなにやりたかったのかは終わってみた今でもよくわかりませんが、ウェディングドレスを着た自分の絵をガキの時分に描いた女性は少なくないのに対しタキシード着た自分を描いたことがある男は恐らく稀です。そういうもんです。もし貴方が彼女と生涯一緒にいるつもりなのであれば、彼女が望む限りに快くやった方がいいでしょう。やったらやったで思い出になりますがやらなかったらやらなかったでやらなかった事実は残ります。結婚式ではないですけど、先日、もう爺さんも亡くなって久しい80のばあちゃんに新婚旅行の報告などしていると「私はじいさんに連れてってもらえなかった」とか言い出して流石にもういいだろと思いました。時効とかないんかいって思いました。そういうもんです。なので僕は色んなことについて、どっちかがやりたいならやっておこう、と思うようになりました。豆まきとかもどっちかがやりたくなったらやります。今んとこやりたくなる兆しはないです。だってほら豆ってまずいし。

  • 式場選び

僕らの場合は彼女が神社での神前結婚式を希望していたのでまずは神社探しからスタートしました。片や北海道片や九州に親族がいて二人が出会い生活してるのは関西ということで遠方の親族のことを考えてまずは三連休の中日ということで日程を決め打ちして、彼女と彼女の両親が過ごした京都の神社で予定日の予約が空いてるところを片っ端から下見しました。片っ端つっても5,6箇所くらいかな。嫁は特に宗教に属してはいないものの割りと八百万がいまくる感じを大事にする人間ですし、僕もどうせ神がいる前提の儀式をやるんなら如何にも神がいそうなところでやる方がいいなとは思えたので、「神社でやる」ってのはスッと決まりました。神社の方針はさまざまで結婚式やるのを売りにしてるところは一日に時間で区切って複数組捌くようなところもありました。親族控え室が3つ4つあったりとか。見学してると白無垢着た花嫁が二人以上ウロウロしててなんじゃこりゃと思いました。僕らの場合は式当日に初めて嫁を見せる親戚なんかも多いわけで、こんなところでやっちゃうと便所行く時にすれ違った全然関係ない花嫁に挨拶しかねんですし、その後にほんまもんの花嫁に会わせて「なんださっきの花嫁さんじゃないのか……」とか思われたら最悪このうえないですね。それは余談にしてもなんだかそういう慌しいのはね、というところで小さいながらも風情があって一日一組で貸切にしてもらえる神社を選びました。

披露宴はこれも日帰りでは難しい遠方の親族が多かったという事情もあり、ホテルウェディングでどうでしょうという話になりました。嫁は最初もっとフランクで遊び心を反映できそうな違う感じの会場が理想だったみたいですが、とりあえずそれらの事情を踏まえホテルに絞って候補地を巡っていたところ割と気に入ったものが見つかったのでそのままホテルウェディングで、という運びになりました。これはどうも気に入るようなホテルが無かったらもっとこじれてたかもしれません。ポイントは会場の雰囲気と料理の美味さ、あとは担当スタッフの人柄。とりあえず最初に「もしココに決めたら今日案内してくれてる貴方が担当になるんですか?」ということを聞いてました。今後さんざっぱら決めなくちゃならないことこーしたいあーしたいことが出てくる以上、交渉窓口の人柄っていうのは重要です。ここがめんどくせぇと今後の色々のめんどくささ係数が二倍三倍に跳ね上がっていくので要注意です。他の条件ももちろん満たしてましたが僕らが最終的に選んだホテルはやっぱ担当もすごいいい人でした。ただ決めた後にその人病気なったからつって別の人が担当に変わりましたけどね。その人もそこまで悪くなかったからラッキーですけど。もし死んでたとしても結婚式控えたお客さんである僕らという性質を考えると絶対「退職しました」で通すよな、と思うと、本当に生きてんだろうなと今でもたまに思います。それくらいいい人でした。

あと式場にしても披露宴会場にしても契約を決める前に徹底的に詰めといた方がいいのは「持ち込み料」がどこにかかってくるかです。特にホテルウェディングは厳しいところ多いので要チェックです。ウェディング全体を請け負う会場側ってのはある程度仲介業に近いノリが出てくるんでペーパーアイテムにしても衣裳にしても花の飾りつけにしてもカメラマンにしても兎に角何もかもにつけてお抱えの業者を使いたいっていうのが向こうの事情です。そんな事情を最も露骨に見せ付けた結果がこの「持ち込み料」というシステムでして、あとで「こっちで見つけた業者使いたいんすけど」と言っても持ち込み料払えだのそもそも出来ません無理ですだのの答えが返って来る可能性があります。契約決めた後にそれ言われるとどうしようもないので思いつく限りの持ち込みやイレギュラーについては事前に確認して言質とっておくのが良いでしょう。

僕らが場所押さえたのはたしか9ヶ月前とかそんなんだった気がします。その時点でもう埋まってるみたいなのはどれくらいあったかな、忘れました。本当は候補だったけど日程が合わなくて悔しくて火をつけたみたいな記憶はないので割と余裕はあったのかもしれません。まぁ早いに越したことはないです。「巡りあわせ」みたいなのを大事にできる人であればスケジュールだけ確定させて場所を探し始めるのは割りとお勧めです。だいぶ動きやすくなりますし決めやすくなります。

  • 招待状と席次(ペーパーアイテム)

前述した通りホテルウェディングなんですが、プランがパッケージ化されてて色々込みこみになりまくってました。その中に招待状も含まれてましたので普通にそれをお願いする感じでした。宛名を超絶字ぃ綺麗人間に書いてもらうのはオプション料金がかかるとかなので失礼だろ砲が飛んでくるとめんどくさそうな親戚一同は超絶字ぃ綺麗人間にお願いして、失礼だろ砲がもし仮に飛んできても「うっせばーか!ばーか!」で乗り切れる友人各位には自分らで書きました。あんま覚えてないけど辛かったら覚えてると思うのでたぶん嫁が頑張って書きました。メンゴ。

席次表は二人で紙選んだりして内容は九割がた嫁が作りました。席次表と、プロフィールとか、馴れ初めとか、なんかそういうのを割りとゴソッと持ち寄って的な内容でした。考えるの楽しいらしくてそれ自体は嫁もそんなに苦にはしてなかったと思われます。ただ両面印刷して折って重ねて製本するっていう作業が割りと地獄でした。印刷って0秒でされると思ってたんですけど全然そんなことなくて兎に角時間かかりまくってそれを折ったりなんだりも時間かかって、これはもう「可能な限り余裕をもって」としか言い様がないです。これとたぶん後述するプチギフトとか、「人数分こしらえる単純作業系」が割りと鬼門で、ラスト一週間で夜泣きながらやります。「手作りするなら余裕をもって」意外に言い様がないです。

席札は確か業者にお願いした気がします。それで裏側に手書きでメッセージしたためる的な。これも地獄系の一貫です。同じ席の人らは回し読みしがちなので書くことない人用の定型分が被らないように気をつけましょう。

  • 招待客

とりあえず「呼びたくない奴は呼ばない」に尽きると思います。出来る限りの方便を尽くして呼びたくない奴は呼ばずに楽しくやりましょう。幸いにも僕らは呼びたくない親戚がおらずそこらへん恵まれてましたが、会社の人は両方呼びませんでした。「どうせ休み明けに会うしいいや」っていうことを出来る限り遠まわしに言いました。「時間も限られているものでなかなか会えない親戚などを呼ぶこと考えると、満足のゆく御持て成しもできませんので申し訳ないのですが」的な。あとは個人的な友人どもですね。兎に角呼びたくない奴は呼ばない。呼んで向こうがどう思うかは知らないけどこっちが呼びたい好きな奴は呼ぶ。一番の敵は後悔だと思うので可能な限り思うままに忠実なのがいいんじゃねぇかなと思います。

  • ドレスとタキシード

ドレスは少なくとも2回は試着に行きました。3回目あったっけな。忘れました。とにかく糞時間がかかり億劫ですが男はグッと耐えましょう。かつ耐えるだけではダメです。ウェディングドレスは非日常なわけで、女性としてもなかなか正常な判断をするのが難しい代物です。非日常にかまけて流石に普段とのギャップひどくね?似合ってなくね?ってものに惹かれることもあれば、普段の自分から考えるとこんなもんかなと糞つまんないドレスに落ち着こうとすることもあります。担当のねーちゃんは「なんでもいいから早く決めてくれねーかな、あわよくば高いやつで」くらいしか考えていません。そこで有益なアドバイスできるのは俺だけなんだという責任感を強く持って、平時であれば無条件に世界一めちゃんこ可愛い嫁さんを心を鬼にして厳しくチェックすることが重要です。僕は厳しくチェックして下犬歯が二回上あごに刺さりました。それくらい鬼になりました。僕はそういうのに口出しするのはもともと好きで「君の顔は薄いながらもアングルによって印象が変わって見えるところがあるからドレスも見る方向によって印象が変わる左右非対象のデザインの方がきっと似合うよ」とかむかつくことをずけずけと言うので割と苦じゃなかったです。そんな感じでちゃんとコメントする人は稀ですよいい旦那さんですよというおべっかを嫁が言われてたらしいので、頑張るといいと思います。家族とか姉妹とかと来てる人も結構見かけたけど、絶対旦那ついてった方がいいわーとかは思った。

もちろん僕の衣裳は極力どうでもいいわーっていうか、僕はジーパン買いに行って裾上げ頼むのすら「俺みたいなもんが裾上げ頼むなんて……」ってストレス溜め込むタイプなので人前で衣裳を着てみせて「どう?」とかもう、舌を噛みたい2枚でも3枚でもオカワリして舌噛みたいタイプなので無難にチャッと決めました。顔が異常に薄っすい中肉中背あるいは元体育会系のデブ御用達みたいなグレイのタキシードじゃなかったらなんでもいいよって感じだったんですけど、現に衣裳担当の人にも言ってたんですけど、それから色んな試着してる人ホテルで本番やってた人を見るにつけ架空あるあるじゃなくてガチに撃たれちゃう人が多過ぎることがわかったので、この比喩は封印しようと思いました。まぁ今言いましたけど。

余談ですが嫁は割りと万全の備えで望みましたが僕はケチってサボってテキトーに事前に髪切って当日は自分でワックス、みたいな感じだったんで嫁は後日そこはちょっと失敗したみたいなこと言ってました。普通に気が回らなかったそうです。当日、親戚のめっちゃ怖いおばさんに「そんな風呂上りみたいな髪型で式するの?」て言われたのを覚えています。まさか中学の頃に特ダネ!のデーブスペクターに僕が寄せたコメントがブーメランになって返って来るとは思いませんでした。他の奴の式だと薄く化粧というかおしろい?してる奴もいて、でもまぁ見ててナシじゃねぇなと思ったので、男の方の嗜みも要検討でいいんじゃねぇかなと思います。写真を見返すと僕の馬鹿面が際立ちます。身だしなみでどうにかなるもんなのか知りませんけど。グラップラーなのでどうしても耳がブサイクなんですよね……。

  • 小物類について

ネックレスとグローブとインナーはなんか買ってました。レンタルとどっちが効率的かは都度都度相談してた気がしますけど詳細忘れました。グローブは借りようとしても化粧ついたりするしな~みたいなんで結局買い取らされるんでじゃあ買ってもいっかってなった気がします。今は嫁が畑耕す時にたまにつけて再利用してます。嘘です。頭につけるティアラとかどうする~?とか言ってたんですけど、結局は生花つけてました。ブーケをフリーの花屋さんに頼んでたんですけど、そこにお願いした格好です。嫁が気に入ってたので嫁グッジョブって感じです。

ベールは普通に借りました。

ウェルカムボードは超絶絵がうまい友人がいたのでお願いしました。超好評でした。超素晴らしい出来すぎて恩返ししきるのむずいんでちょっと心残りです。向こうの結婚式でお返しできるようなアビリティがないので、死んだ時に花火あげるしかないなと思っています。

  • カメラマン

ブライダル専門のフリーのカメラマンを探してお願いしました。非常に満足なやつでした。ホテルお抱えのカメラマンを選択してないのでそっちが良いか悪いかは知りませんが、普段カメラを向けられると殺すぞの顔をする僕ら夫婦からすると、いや嫁は殺すぞ思ってるか知りませんけど、一日中「笑え笑え」と訴えてくる狂人は自分で選んだほうがなんぼか諦めて笑顔も作ろうかという気持ちになるものなので、自分で納得いく奴を選ぶというフローはとっても大事だったものと思われます。朝一番の僕らが衣裳準備始めるとこから式終了後までひっきりなしにバシャバシャ撮ってくれてたのでありがとうございますって感じです。ホテルスタッフとはまた違う勢力なので、単純に勢力が多いと押し引きが多くなってテンションが上がりやすいってのもある。

  • 催し物

なるべくウロウロして人と喋りたいって感じだったので、最低限にした。余興は友人に一曲歌わせたくらいか。後半に配置すると酒飲みにくくて大変そうだからごめん、みたいなのは余裕があれば察して進行組めると優しい。主賓挨拶とか友人挨拶とかは序盤にテキトーにぶっこんだ。友人挨拶した奴が「やっと酒飲めるわ」と言ってたので、やっぱ人に何かやらせるのは序盤にした方がお互いにとっていいでしょう。映像は僕らはちょっとやだなと思ってやらなかった。人それぞれだけど、個人的には映像よりかは何かニヤニヤしてる新郎新婦見たいし、当事者ならウロウロしてたい。人それぞれ。

ケーキ入刀、キャンドルサービス、ブーケプルあたりやったけど兎に角時間を食う。悪くはないんだけど、ゲストがお客様気分になっちゃってなかったかどうか。普通に飯食って普通にくっちゃべってるのが向こうも楽しかろうって思うから、こういうのの詰め込み具合はなんとか冷静になるタイミング作って何度も考えた方がいいんだろうなーとか思う。正解はない。

  • 引き出物・プチギフト

引き出物は、後日発送形式をとった。持って帰るの邪魔だろうし。お互いの地元の品をピックアップして、カタログ手作りして、アンケート回収して、後日二人で発注しました。品のピックアップは主に嫁。発注はたぶん俺も手伝ったと思う。コロボックルが梱包して天狗が届けました。(飽きてきた)

プチギフトはなんとかっていうオシャレ菓子を嫁が見つけてきてそれを1kgなんぼとかで発注して袋詰め自分らでしました。割と地獄でした。

  • 音楽

嫁が気合入れて選んでました。なんか色々使ってました。嫁は音楽を結構幅広く偏りなく聴く人なんですけど、僕は骨太の泥臭いやつばかり好むので、どうでもいいなと思ってました。ブルーハーツとかミッシェルとかユニコーンとか、どこでどう流すよって話で。なので割と任せっきりでした。好きな音楽と合う音楽って別なので、例えばホルモン好きな奴の中にホルモンBGMで登場して本当に成り立つ奴ってどんだけいるのよ?って話で、そういうとこシビアにネガティブだと損ですよね。なので、僕はそこは好きにして、って感じで投げてたんですけど、嫁がそれじゃあかんと悩んでくれた結果そういえば僕が大好きだったけど忘れてたTHE BLUE HEARTSの「歩く花」を使おうと言ってきたときはむちゃくちゃ嬉しかったのを覚えてます。ほぼ直角に落ちて打者からは消えてみえる惚気からYouTubeを貼ります。


歩く花 - YouTube

あとは、なんか、色々流れてました。いい感じでした。

花は、例によってホテルウェディングだったので御用達の業者におおむね任しました。また前述の通り、ブーケは外注しました。テーブルに添える花はたしかぶっちぎりで持ち込みの許可が出なかった覚えがあります。ほら、本当に最悪だったら飯食ってる最中に虫が飛ぶ可能性まであるじゃないですか。ホテルからしたら嫌に決まってますよね。ただ、ブーケは外注OKなので本来ブーケにかけるパックに含まれてるお金をテーブルの花に回してくれみたいな交渉はしてたような気がします。通ったかどうかは忘れました。とりあえずブーケと嫁の頭につける花は外注しましたね。それ以外はホテルの抱えてる花屋に任せた気がします。披露宴後にゲストが持ち帰りやすいような盛り付けにしてくれみたいな要望を嫁が出してた気がします。たしか実ったと思います。

  • 全体的なタイムテーブル

どう頑張っても時間が足りません。催し物も結構ですが、そういうよそ行きの感じはなぁ、というのが二人ともあったのでなるだけゲストと触れ合う時間が確保できるように頑張りました。各卓写真は全部撮るようにしつつ、あと披露宴最中に集合写真撮るタイミングを二回も作りました。僕は結婚式の参加経験自体そんなないですけど、集合写真自体そもそも一回もないだろって感じらしいです。それでも無理やり2回も盛り込んだ結果悪くなかったです。「みんな来てるな~ありがと~」って感じの写真が手元にあります。それを撮るタイミングを盛り込む進行はだいぶホテル側からすると舌打ちが出がちな可能性がありますが、やってみたいと思う価値はあるものですよという顔をインパラみたいな口元で進言したい僕こと俺です。とりあえず、滑るかもしれない催しは最低限にして、人とくっちゃべってた方が体感的には面白いです。

  • 両親への記念品

花屋がなんか自分で造花を当て込んで完成させる置時計みたいなんを提案してくれたのでそれをやりました。親がどれくらい喜んだのかは知りませんが、僕が選んだ色、彼女が選んだ色が、僕の親彼女の親に届けられるのは個人的には悪くなかったです。

  • お金のこと

あったかないかでいうと、親の助けはありました。そういうの込みで、やりたくてやれるなら、やった方がいいと思います。

  • まとめ

とりあえず、喧嘩はめちゃめちゃします。結構な予算をぶん回して色々決めなくちゃならんとか期限があるとか言う状況で喧嘩しない方がおかしいです。僕らは挙式の半年前に入籍して同居してましたけど、その前に5年とか6年とか喧嘩しまくってたからまだマシですけど、同居せんと満足に喧嘩もせんで式のことでこじれてたらと思うとゾッとしません。結婚を将来考えている男女は可能な限り喧嘩し尽くしておくことが望ましいです。女性は「ブス」といわれると激昂する傾向があるので喧嘩の経験が乏しいカップルは今のうちにお互いの顔面を罵り合っておくことをオススメします。まぁ僕はそんなこと言いませんけど。アズスーンアズ天使だね、しか言いませんけど。

読み返すに、いや読み返してないですけど、書いた手触りを思い出すに、「嫁がなんか決めました」みたいな言い回しが多数飛び交いましたが、たぶん都度都度相談は尽くしました。あんま覚えてないですけど。男性からすると糞めんどくさいのはこれ仕方ないことなんですけど、そこをいかにめんどくさがらないかが大事なのは間違いないです。悩んで納得する二人のプロセスそのものが全体的な満足につながることはすげぇ多いです。それは式準備もそうですし、結婚生活そのものもそうなんだろうと思われます。効率の面で言うと超無駄なんですけど、それを無駄とする聡明な女性がいるにしたって馬鹿な男もなんぼでもおりますし、これは割と一般的な真理なのではないかと思っています。

まー、過不足はありそうですけど、そんなところです。嫁もなんかまとめたいなーとか言ってたので、嫁が書いたりとか、嫁の検閲が入って修正されたりとか、あるかもしれませんけど。みんなどうせやるなら良い結婚式を挙げてねっていう。以上です。