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送りつけ詐欺に巻き込まれたかと思ったら通販界隈のネットデマだった話

はい、ネットデマに関する話題なのでボケ0で淡白に進めますー。

事前に結論だけ言っておくと、この話に出てくる「株式会社JCL」という会社はどうやら濡れ衣を着せられた被害者という可能性が高そうだ、というのが僕の私見です。どうせ読むなら最後までじっくり目を通してね。

 

先日、外出から戻ると佐川急便からの不在伝票が入ってました、お届け先の名前は僕で、依頼主名は「株式会社JCL」とマジックででかでかと書かれておりました。

楽天で最近たくさん注文してたのでその中のどれかかな?と楽天アプリを立ち上げてまだ配送完了していない商品をひとつひとつチェックしてみますが、そんな名前の会社からは通販でなにかを購入したという履歴は見当たりません。

それでこれは何が起こってるんだと思い、とりあえずTwitterで「JCL 佐川」と検索してみると出るわ出るわキナ臭いツイートが。以下にそのごく一部を抜粋しますが、どうやら送りつけ詐欺を行っている会社らしいという情報がチラホラと出てきまして、これをうっかり受け取ってしまうと金銭を要求されることもあるとのことらしい。

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それで更にGoogle検索でも調べてみると注意喚起や告発しているブログや目も当てられない低評価にまみれた口コミなど色々出てきまして「なるほど、これはどうしたもんかなぁ、とりあえず掘れるところまで掘ってブログにでも書くか」と思っているところに、楽天アプリから一件の通知が。

見ると、先程配送完了していない買い物をチェックするついでにポチってからそれなり日数が経過しているいくつかの会社に「その後配送状況どうなっていますか?」という問い合わせを送っていて、そのなかの一社から返事が来ていたようでした。

その内容は「本日配送完了予定でしたが、ご不在とのことでした。配送ナンバーは以下の通りです」とのことだったのでまさかと思い確認してみると、依頼主名が株式会社JCLとなっている不在伝票にかかれている配送ナンバーと全く一致しているではありません。

ここで遅ればせながらやっと気づくわけです。

 

「ははーん、これはネットのほうがデマのパターンのやつだな、ほんまの悪質業者にしてはネットに出回ってる告発の量が少なすぎるし」と。

 

後で説明しますがここでいたずらにこの通販業者さんの名前を出す必要はないので仮にA社さんとしますが、とりあえず僕はA社さんに配送ナンバーは一致しているが依頼主名の会社名が異なりまたネットでは悪い風評が流れているので説明してほしいと返信をして、佐川急便の方には翌日再配送の依頼を行いました。

そして翌日、在宅中にやって来た佐川さんからの小包を確認すると、その小包に明記されている依頼主はしっかりA社さんの名前、そして当たり前のように小包の中身は僕が注文していた商品でした。しかしやっぱり送り状の依頼主名は「株式会社JCL」。

これで大方なにが起こっているかは見えましたが別にここで忖度して商品届いたままそのままにしておく必要もないしとりあえず話を聞いてみようということで再びA社さんに連絡。商品は無事に到着しましたがやはり伝票の依頼主は株式会社JCLになっているので、また説明お願いしますね、と。

そして本日A社さんから電話でご連絡をいただき、顛末についてご報告いただくことができました。

株式会社JCLさんは通販業者向けに倉庫を貸し出して在庫の管理から注文が発生した際の配送までを代行する会社さんでした。当然その顧客はA社さんに限らず、多くの会社が株式会社JCLの倉庫を契約して通販事業を行っているとのこと。

そんななかでコロナパニックがピークを迎えていた4月頃より一部の通販業者とユーザー間で様々なトラブルがあり、それらのトラブルの種となった商品の発送元として明記されている「株式会社JCL」自身も風評被害を被ることになった、と。

もちろん、4月に実際に何かしら本当に起こっていたのだろうと考える当時のトラブルの原因がどこにあるのかというのは正直僕には預かり知らぬところで、ひとつひとつの案件を調査して白黒つけていくしかないんじゃねえのかなぁと思います。本当にマスクを勝手に送り付ける悪質な業者がいたのかもしれないし、単にパニックになっていろんな通販サイトでマスクを買い漁っていた人が「名前に覚えがない」という理由だけで自分がポチったマスクを「身に覚えがない」と言い切ってしまっているのかもしれない。そこは僕にはちょっとわからないというのが正直なところです。

が、僕自身の体験した一連の流れとA社さんによる株式会社JCLさんについての説明、そして4月から現在までの世の中の雰囲気を時系列で思い出してみると、概ねA社さんの言い分は妥当性が高く、株式会社JCLは主体的に詐欺を行っているような会社ではなく、なんの変哲もない倉庫業の会社さんであると考えるのが自然なのではないかというのが僕自身の現時点での結論です。

もちろんA社さんから株式会社JCLさん経由で届いた僕の購入した商品も品質にはなんら問題はなく、普通に使えるものであったということも付け加えておきましょう。

 

というわけで、特に自分からお祭りに飛び込んでいくでもなく、生活のなかでごく自然にネットデマに遭遇するというレアな体験だったのでその顛末をまとめてみたのが本記事でした。

しかし、A社さんも株式会社JCLさんも、まっとうに商売をしているだけだろうにこうして僕みたいなやつからは疑われてめんどくさい問い合わせを食らったりするわけですし、ネットの風評の溢れかえりっぷりを見る限りでは端から詐欺と決めつけて受取拒否してしまう人も少なからず存在しているのでしょう(ネット上には警察に相談だの通報だのを検討されてる声も見かけられました)そうなるとあらぬ誤解から事実上の返品をされてしまう業者さんなんかも少なくないのではないかと想像します。実際の悪質業者が株式会社JCLを利用しながら粗相を行っていたのか、パニックにより脊髄反射でデマを受け入れデマに加担してしまう人が多かっただけの話なのか真相まではわかりませんが、いずれにせよまっとうな商売をしようとしている通販事業社さんやそこと連携する倉庫屋さん、またそこから発送される商品を届けようとする宅配業者さんが本来不要なコストを食らっているのだなと思うと本当にやりきれない話です。

今この国は大きな危機に見舞われています。通販業界だけでなく、ありとあらゆる業界が、厳しい不況に苦しんでいる。それでも人は必至で今を耐え忍ぶ。苦難に負けまいと歯を食いしばり、懸命に日々を過ごしているんです。それは、いつかきっと、この国にまた誰もが笑顔になれるような明るい未来が来るはずだと信じているからだ。そんな国民に寄り添い、支え、力になるのが政治家の務めでしょ。あなたはその使命を忘れ、国民から目をそらし、自分の利益だけを見つめてきた。謝ってください。この国で懸命に生きるすべての人に。心の底から詫びてください。

今回の一件を通じて、僕はそんなふうに思いました。これは今ぜんぶ僕が考えた完全オリジナルのセリフです。

 

言うて、これもズイショさんという一人のユーザーが自分の身に起きたことを主観的に語ったにすぎない市井のブログ記事にすぎませんので、ネットデマよくないなーと思った皆様はぜひともこの記事をSNSなどでシェアいただきまして、バズったらねとらぼとかが頑張って追い取材とかやってくれるかもしれませんね。知らんけど~。

なんなら僕がまんまと言いくるめられてるだけでもっとややこしい真相が隠れてる可能性もゼロではないですし、もし悪質業者に倉庫貸してるならそれもどうなのよって話につながってくる可能性もなきにしもあらずです。ここに書いたのは現時点でのあくまで僕の主観にすぎません。

そこらへんの調査や取材もお前がやれよって言われるかもしれませんが、そこはもう僕なんかただの市井の趣味ブロガーにすぎませんので、ネットデマの話題で変なボケを混ぜてそれこそ真偽不明のデマでユーザーが混乱するみたいな流れになっちゃいけないなと思って三木谷社長楽天の社長のかたわらオジンオズボーン名義でお笑い芸人としても活動していてギャグロビクスが有名とかうちのマンションの佐川の担当はザッカーバーグの弟さんでFacebookにそれなりのポストを用意してもらっていたけどやっぱ人間汗水かいて働かなきゃ駄目だと思ってFacebookを飛び出して最初ヤマトで働こうと思ったけどヤマトに入ろうとした理由の8割が「TOKIOの長瀬くんのファンだから出世したらCMの撮影で会えるかも」だったから長瀬くんもう裏方になっちゃうしやっぱ佐川にしたらしいとか注文した小包というのは小籠包で飛脚メール便でぺしゃんこになってるのになぜかアツアツの小籠包が届いたとか書かなかっただけでも私を褒めていただきたい。

以上です。