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辛いもの平気な女はどうしてかわいく見えるのかという宇宙の謎を解明した

辛いもの平気な女はかわいく見えるという宇宙の法則があるわけですけど長らくなぜなのかは分からなかった倉木麻衣が何回OPテーマを新曲に差し替えても一向に解ける気配がなかったその謎を、俺は遂に、遂に解いてしまったことを半ズボンで報告致します。これまで定説として流布されていたのはギャップ萌え説、辛いものが好きとは到底思えない女の子が激辛料理をパクパク食べるそのギャップ、それが堪らないという定説、これは一体どうなの?ギャップってことは、それはかわいい女の子を見た時に「うわーこの子、辛い料理とか食べられなさそう~、辛いもの食べさせて~」って思うみたいなそういうこと?それはちょっとよくわからないな。いや、そういう人がよくいるのはよくよく考えるとよく分かるんですけど、果たしてそれがすべてなのだろうか。俺にはどうもそうとは思えないんよなぁ。僕の考えた仮説は、結局、男ってやつは女の顔が好きなのだ。それは勿論面食いみたいな要素はあるけれども女の顔という顔を見るのが好きなのだ。まじまじと顔を眺めるのが好きなのだ。けどそういう機会って普段あんまり無いわけで、それが辛いものを食べてる時はどうだ。「私、辛いもの全然平気で好きなんですよー」って言われて「えー、本当にー?じゃあ頼んでいいけど本当に大丈夫?」なんてことを言いながら注文した超辛い料理がやってきて、それを女の子は食べますわな。モグモグしますわな。そこでこっちを見るんですよ。「いや、全然平気ですけど」の顔をするんですよ、キョトン顔を見せてくれるんですよ。かわいくないですか?これは別に辛いもの食べたのに平気なのがかわいいとかじゃなくって、こうも自然に何気ない何でもない普通の表情を目と目が通じ合う感じで他人に見せる機会ってそううそなくないですか?ただのおいしいものを一緒に食べた時だって視線の目配せくらいはするかもしれないですけど、その時って「おいしい~」っていうちょっと作った表情をしていると思いませんか?辛いものを食べた時はそうではないんです。見る側は、辛い~っていうオーバーリアクションを期待している。だから食べた方は、「別に何でもないですけど」っていう普通の表情を見せてくれる。ふつう、人間と会話しているときには決して見せないであろう、まれに見る何の策略もないデフォルトの表情。リアクションを取るに値するほどの辛さは感じない、という意識を表明するためにはそうするより仕方ないのです。しかし、そんな無の感情・ニュートラルな感情を人前で表明するって辛いものでも食わない限りなかなかないですよ。だから人間は錯覚します。辛いものを食べて、「これくらいどってことないですよ」って顔でこちらの顔色を覗く女、超かわいいです。ヤバいです。居合の達人の一番かっこいい瞬間は刀を鞘から抜くその刹那です。構えてる時から佇まいがある。全ての剣さばきはここから生み出されるんだという思いに駆られる。結局、人間の表情もそうだと思うんです。一番神々しいのは相手にこう思われようと表情を作るその手前。今からどんな表情にでもなれるその瞬間。その瞬間が一番美しい。そのフッと抜いていつでも抜刀できる瞬間の顔が、辛いものを食べて「え、全然平気だよ?」って顔を上げるその瞬間の顔のような気がする。これをギャップ萌えというのかはわからない。ただ、そこにいるのは、いつも以上にニュートラルな君なのだ。辛いものを食べても平気だよ、という顔をするために「ケロン」とした顔をする君は、もうその時を逃すといつ見れるかわからない。次の瞬間には世の中か何かか、いずれにせよ平気ではいられないちょっと緊張した君にしか出会えない。辛いものとか、あと酒とか、なんでもいいんだけど、何かを食べた後に「全然平気だけど?」っていう顔をする女の子のかわいさ、たぶんそれってここらへんなんだろうなみたいなことを思って書いたんですけど、40人くらいに「わかるー」って言われたらまぁいいかなと思いました。以上です。

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