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私の本10選みたいなやつ

を、みんなやってるのでやります。漫画を混ぜないと10も思いつかないので、明らかに本を読まない人間であることがきっとバレることでしょう。漫画に関してはもちろん全巻こみこみでの評価と受け取ってください。

 

1.

GOLDEN LUCKY 完全版 (上)

GOLDEN LUCKY 完全版 (上)

 

世界と私と秩序と叛逆。

 

2.

孤独の歌声 (新潮文庫)

孤独の歌声 (新潮文庫)

 

私と何かのつながりをテンションと呼び、そのテンションのノッピキならない張り具合をハイテンションと呼ぶ。

 

3.

柔道部物語(1)

柔道部物語(1)

 

本気なものほど間抜けと共にあって、だからこそチャーミングである。

 

4.

影踏み (祥伝社文庫)

影踏み (祥伝社文庫)

 

たぶん最初に読んだのがこれだったんだけど、別にこれに限らず横山秀夫全般。誰もが一人分の過去を背負い、一人分の人生を生きて、そんな互いの背景を知らぬ人々が交差して、だからこそそこにドラマが成立する。

 

5.

「松本」の「遺書」 (朝日文庫)

「松本」の「遺書」 (朝日文庫)

 

今これについて言いたいことは、たぶん読み直したところできっと何一つ出てこないけれど、なかったことにするのは嘘かなと思って、入れた。 

 

6.

戯曲 半神

戯曲 半神

 

肉体と創造力の二点を結ぶ線を延ばしていくと中心に辿り着くという可能性。

 

7.

別にシリーズのどれでもいいっちゃいいのだけれど。驚かせて楽しませるのは絶対にカッコイイことだ。

 

8. 

私家版 日本語文法 (新潮文庫)

私家版 日本語文法 (新潮文庫)

 

ある特定の言語に頼って生きている時点で、どんだけ孤独そうな寂しそうな顔をしていたところで徒に異邦人ぶってはいられないのだということを、この人から教わっている。

 

9.

私がごく個人的に手を伸ばしたがる光はたぶんこんな色。

 

10.

機械・春は馬車に乗って (新潮文庫)

機械・春は馬車に乗って (新潮文庫)

 

たぶん好きな故人の作家に対して誰しもは「今の時代にこの人が生きてたらもっと面白いもん書くんやろな~、何書くんやろな~」とか考えると思うんですけど、そういうこと考える俺の1位はこの人。境遇が作家にしたって人も中にはいるだろうがこの人はそうじゃない。何をどう生きたって小説家に生きただろうと思わせられる。100万回生きていて欲しかった。

 

以上です。