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俺が文字を出力してる環境についての世間話をします


これ読んで、「あ、俺もここらへんの話してー」て思ったけど十日も経ってら。最近仕事が忙しくて。最近シャケがすげえ川上を目指してるからそれを手でパーンって弾くのが忙しくて忙しくて。まぁ残業代ハチミツで出るからいいんですけどね。いや、叔父の仕事手伝ってるだけで俺は熊じゃないですけどね。叔父は熊です。Tシャツ着てます。赤い、あの黒地にローリングストーンズのあの赤い唇のあのTシャツを着てる黄色い熊。そんな叔父です。

みんな何で書いてるのかってのは思いのほか気になる。割と積極的に気になる。なんか作用はあると思うんですよね、何で書くのかって話は。そりゃあキーボードをペチペチ打つのと手書きで原稿用紙のマスを埋めるのでは随分違うだろうなって思う。「快適さ」を追求することでむしろ思考の方が追いつかなくて脳をガリガリ言わせて面白いこと考える人もいれば、出力の遅さに苛立って脳が渋滞を起こすことで濃厚な圧力を伴う文章を発揮する人もいるんだ。それは人それぞれでいいし、両方できるようになってもいいと思う。ともあれ、色んな文字の出力の仕方があってそれぞれに差異があって、そのそれぞれの差異が文章に差異を産むみたいなそういうのはすごく楽しいところだと思うんだよね。

俺の話で言えば、俺が文字を出力する手段は大体以下の通りかな。

・パソコン
・パカパカのガラケー
・pomeraDM25
・nexus7

パソコンで文章を書く時は、今は基本的にUnEditorっていうテキストエディタをここ何年かは愛用しています。右半分にウインドウを開く感じです。ブログ書く時は大体そうしてる。まぁ気分によって、はてなブログの管理画面に直書きの時もあるし、なんか思いつきで使ってみた別のエディタの時もあるけども。

twitterはパソコンでやる時はtweenで直書きしてて、外に出てる時はガラケーからベル打ちで入力してる。俺のベル打ちの歴史は長く中学3年生の時にケータイを持たされてからまもなくすぐに習得した。ガラケーで打つならこれが一番速ぇ。僕はとにかく何を書くにしても速さが大事だと思っていて、その瞬間に思ったことをすぐさま書かなくてはならないなと考えているところがあって、というのも出力される速度があまりに思考する速度に劣っていると書いてる最中に「あれ、この俺が思ったことそんなに面白くないな」ってなってきてしまうから、それに負けたらあかんよなと思うのでなるべく速く書きたいなってところがある。ただ、体感と実際の速度の関係は怪しいもんで、twitterみたいな短文に関してでいうと流石にパソコンでのタイピングの方が速いだろうとは思うけどガラケーの方がノりやすいみたいな感覚はあったりする。まぁ、好い加減なのである。

pomeraは愛用しているものの、イマイチ使いこなせていない。最初はどこでもがっつり書けるようにと思って買ったのだけれども、どうも液晶がちっちゃいってところでパソコンで書く時に使う思考回路がいまひとつ機能しないみたいな感が強い。端的に言って、いつも僕の文章見てくれてる人はわかると思うんだけど、要らんことがすげえ多いんですよ。遅延がすごい。要旨をまとめる気が一切なくあっちゃこっちゃに飛び飛びで、ちょっとした照れ隠しを挟むのに平気で原稿用紙一枚くらい注ぎ込んだりするじゃないですか。そういう無駄話をpomeraに打ち込むのはおれ自身非常に億劫なんだよね。言っちゃったよ。そういうわけでpomeraでガチの文章書くのは結構しんどくて、現状の使い方としてはなんとなーく書きたいことの要点まとめというか、人様にお伝えしない前提のザックリした文章を書くことが多いかなって気がする。僕は手書きのスケジュール張をいっさい使わない男なんですけれども、アレはたぶんうまく使えればそれはそれで便利で、「書いた時の記憶」が「書かれた文字」を見た時に思い出されてなかなか上手に引き出すのが難しい過去の自分を管理するのに一役買ってるんだろうな。まぁ俺、手で字を書くの大嫌いだから絶対やらないけど、と思ってるんですけども、pomeraに書いた文章ってのは大体そんなところある。

nexus7はまー基本閲覧する用のオモチャですけど、ガラケーの充電場所が寝室にないので、寝る前とか、まぁなんか限られた状況下でtwitter、LINE、メールなんかをする機械はあるかな。Google日本語入力フリック入力してるんですけど、まぁ言わずもがな入力速度で言えばここまで紹介してきた中で最遅なんですけれども、逆に言えば最も素の俺の文章が出現しうるのはnexus7なのかなって気もしないではない。

O's Editor2っていうやつをid:meltyloveさんが紹介してたもんだからとりあえずさっきダウンロード?インストール?してみてちょっと触ってみてたんだけれども、テキストエディタっぽい標準の形式はもとより罫線がある大学ノート形式とか黒板っぽいフンイキとか原稿用紙とか色々試せて非常に面白い。こういうの結構大事だと思うんだよね。大学時代に物語を書く機会なんかがあったけれども、その当時は俺とんでもない情弱だったので、実際の印刷された状態を想定した形式でwordで長々と書いてたりしてたもんで、なんだかガリガリ重いし書きにくいしで最悪だったんですけれども、「そういう状態であれは書きあがったんだな」みたいなことを考えたりする。自分が指を動かして生まれた文字が横書きか縦書きか・ゴシックか明朝かだけで、その後に続く文字列って随分変わってくる可能性があると思うんですよね。そこらへんの感じはちょっと面白いのかなと思う。あとは最近やっとアウトラインプロセッサをあればこそ出来ること・出来るやり方みたいなのをやっとこさイメージできるようになってきたので、これも試せたりするのかなどうなのかな、それはもうちょっとエディタ触ってみないことには分からないんだけれども。

ともあれ、アウトプット発信発信と鼻に割り箸差し込んで踊ったところでそういう出力機関への依存度というか影響力みたいなのは疑う余地もなく僕の目の上のタンコブなわけで、うまく付き合っていかんことにはしかたねーなーと思うわけで、とりあえず差し当たりはO's Editor2を遊びつくすことと、ガラケーの指の勢いでもっと長文書いてみたいなってことと、pomeraで人に見せる前提の文章書くにはどうしたらいいんだろうっていうことと、あと親指シフトはその打ち方する用のアプリ?みたいなのをインストールしたらその三日後くらいにパソコンおかしなって修理出すハメになったのがトラウマでリベンジできてないんだけれどもそれはいつかやりたいな、とか。

あとは、まーそういうみんなが何で書いてるかってのは俺すげえ興味あるから、書いたら読むから教えてちょ。くらいかな。かくも文章を綴るのは楽しい作業なのでこれからも色々楽しんでいきたいなぁみたいな、そういう、ただ現状の僕について報告するばかりで大したボケもなく、すごく雑でサービス精神のないエントリになり大変恐縮でございます。

ちなみにこのエントリは最近ちょっとイタズラが過ぎまして曽祖父にハムスターに変えられた俺がキーボードの上をすげえチョコマカして書きました。エディタは秀丸です。以上です。