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ドラマ『地獄先生ぬ~べ~』第一話雑感

この世には、目には見えない闇の住人達がいる。奴らは時として牙をむき、君達を襲ってくる。それはさておきこの番組は、主に丸山隆平ファンを対象とした「自分の好きなタレントが出演している」というただその一点の理由において面白くないテレビ番組を視聴し続けることが可能な日本人はどれだけ存在するのかを検証するため地獄の底からやってきた、壮大な社会実験、なのかもしれない

そういうわけで録画してた一話をさっき観終えたんですけど、一番よかったシーンはムシューダのCMの高橋愛ちゃんでした。いや、もうさんざんネットでボロカス言われてるようですけどヤバいよ。これはヤバい。これで主題歌がバリバリ最強ナンバーワンだったら「ああ、そうか、漫画とかアニメとかの原作ファンを煽るためにわざとやってるんだ」って納得がいくんですけどどうもそういうわけでもないらしい。原作ありきの糞映像化が行われる時ってなんだかんだ脚本には努力というか悪あがきの跡が見えたりするもんだと思うんですよ。出来上がりとして糞つまんなかったとしても、この要素を全面に押し出して組み立てたらもしかしたらうまくいくんじゃないだろうか?⇒うまくいきませんでしたとか、それくらいの意図はつまんなかったとしても見えたりするもんなんですよ。もうそれがない。脚本の人、40分くらいでちゃちゃっと書いて消しゴムも持ってなかったのかな?って勢いでひどい。或いは外人が脚本書いたとかなら納得いく。「こういう設定は入れてください」「こういう登場人物は出してください」っていう条件だけ箇条書きでバーッて提示されたのを元に勘で書いたとかなら納得がいく。で、その外人が書き上げた英語の脚本を「お前英語得意だし漫画もたくさん読んでるし頑張れば出来るよやってみなよ」って言われた中学二年生が訳したとかそういう制作秘話があるなら合点がいく。それくらいひどい。で、そういう糞みたいな大筋に更に糞みたいなネタがぶっこまれていく。いじっても面白さが増幅しない徒労にしかならないタイプのネタが中心となるためここで詳細には触れないが、なんかたぶんこれ制作費一人で全部持ち出してる大パトロンみたいなやつがいるんじゃねえのかなとすら思えてくる。今やってる朝ドラの堤真一みたいな大パトロンがいて「こういうのやったらおもろいんちゃうか、やりなはれ」ってそいつが言い出したことは全部やってるんじゃないかと俺に思わせる、そういう凄味のあるまとまりの無さがすごい。

で、まぁとにかくひどいんだけどそれがそのまま毒にも薬にもならない全く存在価値のないテレビドラマとして終わっていくことを示唆するかというと、ここのところはまだよくわからない。現にネットでは話題になっている。俺もこうしてわざわざブログに感想を書いている。いじればいじるほどもっとひどくなるんじゃないか、そのひどさを言及すればするほど面白くなってくるんじゃないか、そういうポテンシャルを視聴者に感じさせる賭け値なしの糞さがこのドラマにはある。叩けば叩くほど作る側ももっとヤケクソになるんじゃないか、そのヤケクソが観たいって気持ちはちょっとある。最終回ゲストで香取慎吾がはたもんばのコスプレで出てきたりしたら伝説になると思う。それをやってのけるんじゃねえかって可能性をドラマ版ぬ~べ~は秘めている。もちろんそうは言っても現物はひどいかひどくないかで言えばめちゃめちゃひどいので本来的な我々が希求するドラマ視聴欲求に耐え得るものではない。視聴する我々こちら側に大胆なマインドの変革が必要となることは間違いない。とりあえず俺はこれをドラマと思って観ることをやめた。開始5分くらいでやめた。たぶんこれはもっとネプリーグとかヘキサゴンとかを観るテンションで観なくてはならない。古い番組なので伝わりにくいのかもしれないが、より俺のテンションを精密に伝えるならば、バリキン7を観てる時のテンションといえばより近しいかもしれない。

そういうわけで俺は文句を観ながら来週も観る。再来週も観る。最終回まで観る。と現状では思ってはいるものの、出先の田舎で一駅くらい歩けるやろと軽い気持ちで歩き始めたら全然次の駅に辿りつかないみたいなことは生きててよくあるので本当に最終回まで観れるかはわからないというのが本音である。

とりあえずぬ~べ~クラスの生徒たちは「どうせなら『ごめんね青春』の方に出たかった」と合コンで言えば鉄板でウケることが確約されているので、それがせめてもの救いだったね、と思う。以上です。

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