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「なんで?」なんて糞性能の言葉をメインウェポンで使う気が起きない

「なんで?」の使い方ってむつかしい - インターネットの備忘録

読みましたー。好きな話題だったので何か書きます。

まず前提として、僕がいつも思ってるのは「日本語は糞ツール*1」ってことです。他に代替出来そうなツールが無いので(具体的にはテレパシーとか)みんな仕方なく使ってるだけでまじで融通利かないし不便だし欠陥だらけだしそのうえ普通に思考をアウトプットする機能だけでいいのに使ってるこっちの思考にも影響を与えたりするという糞仕様、自分の思考を刺激してくれるツールはそれはそれで有用ではあるけれども伝えるのに使うツールがその機能を兼ねなくていいだろ。分けろよ。馬鹿じゃないの。使い勝手悪すぎ、ぶっちゃけ終わってます。まぁそれでも他に良いツールがあるでもないから仕方なく今後も言語を使っていくしかないんだけどさ。まぁそういうわけなので言語コミュニケーションを行うにあたっては何よりもまず理不尽を受け止められるだけの心の余裕、そしてこっちで創意工夫をして何とか楽しもうとする前向きさ、それでもなお襲い掛かる糞さにむしろ燃えられるドM根性、など糞ゲーをプレイする時に似た心構えが大切だと思うんですね。

で、「なんで?」と言うフレーズを使うと希望する答えが返ってこねえよどうなってんだって話らしいんですけど、それは「なんで?」って言葉が糞性能だからです。ポンコツです。恐らく5W1Hのなかで一番使い勝手悪い弱キャラ。ハッキリ言ってスペランカーレベル。だって「なんで?」って①理由と②原因、どっちを聞く場合にも使えるんでしょ? 糞じゃん。「なんで?ボタンを押すとランダムでパンチかキックをするぞ!」ってことでしょ? 糞性能にも程があるだろ。よっぽど余裕がある舐めプレイしてる時じゃないと俺ようなんで?ボタン押さんわ。

例えば「なんでAちゃんを殴ったの?」と聞いた時、受け手からすると二つのパターンが想定できるわけで①「Aちゃんを殴る正当な理由があるというのならばそれを述べなさい」か②「Aちゃんを殴ってしまった原因・動機をありのままに述べなさい」のどちらかかは俺じゃなくて向こうが勝手に判断しやがるんでしょ? なんだそれ糞すぎるだろ。ザラキ連発するクリフトじゃねえんだから。誰が「なんで?」なんて使うかよ自殺行為だわ。「なんで?」は一生馬車にいろ。しかも逆に「なんでAちゃんを殴ったの?」て聞かれた時に②「Aちゃんに馬鹿って言われて腹が立ったからです」って返したら普通に①「それが殴っていい正当な理由にはならない」とか怒られる可能性あるわけでしょ? 知らねーよこっちは①の話なんて最初からしてねえよ殴ったのチクられた時点でこっちの分が悪いなんてことはてめーに言われなくてもわかってんだよ正当性を主張する気ねえわってなるでしょ。「なんで?」まじ終わってるな、こんな糞仕様のフレーズで原因を突き止めようなんて縛りプレイはよっぽど暇な時じゃないと俺はごめん蒙る。

というわけで、糞仕様は糞仕様として諦めて何とか運用でカバーです。別にこれが正解ですよ、ってどや顔かましたいわけじゃないんですけど、ほんじゃま「どういうわけか期限どおりにやるべきことをやってくれてなかった人」を想定して、そういう時に僕なら「何でやらなかったの?」の代わりにこれ言うかなーってやつをいくつか。単純に糞ゲーで遊ぶのが大好きなんです。

①「どうしたどうした」
これだと単純に「お前はどのようにして今の状態に至った?」となり「正当な理由」を求めてるニュアンスが消えるのでありのままに答えてくれそうな気がする。

②「マジで?どうして?」

「どうして?」も「どうした?」の変化形ではあるんですけど、「なんで?」の言い換えと判断される可能性もあるので単体だと精度低くてやや使いにくい気がする。なので前段に「マジで?」を付与してみた。「マジで?」は普通に強キャラ。安定感があって初心者にも使いやすく最初の方のレベル低いステージだったら下手すると「マジで?」だけで越せることすらある。ただし「マジで?」の連発だけで何か得になる情報を引き出すのはむずいし親交値下がる可能性もあるのでサクッと越したいどうでもいい場面以外では使う回数は意識的に制限した方がいいかも。「マジで?」の安定感は何に起因するだろと考えるとたぶんこのフレーズには何はともあれ「承知した!」「心得た!」ってニュアンスがあるよね、現状について了解した感、そりゃあそれが自分にとって受け入れがたい都合の悪い事態ではあったとしてとりあえずそういう事態であることは受け入れた、みたいなね。これさえ枕に置いておけばその後に「どうして?」「なんで?」が続いたとしても「そんな都合の悪い事態になったからには相応の俺が納得するだけの理由があるんだろうな」的なニュアンスは和らげることができるような気もする。

③「どこで躓いたの?」

実際のところ、俺が「なんで?」の上位互換を探して意識的に使うとするなら、たぶんここらへんがメインウェポンになる気がする。なんか感覚的なのでなぜ「どこ?」を選択したのか考えてみたんすけど、たぶん5W1Hの中で一番「点」のニュアンス強い性能持ってるのが「どこ?」だからっぽい。つまり、なんか「なんで?」って面のニュアンスがあるじゃないですか、意味が2つある糞性能というのは前述したとおりですけど、そういう受け取る相手の思考の中で分岐が発生する要素なんかもひっくるめて何か広い(そこ漠然かよ)。ので、ツーカー同士なら一番便利で使いやすいかもしれんけど、そこまでの関係値できてない相手には何を答えればいいのかよくわからないみたいな展開になるかもしれない。これに比べて①②で使ってみた「どう」「どのように」っていうのは線ですよね。現状に至るまでのフローみたいな、矢印みたいな、そんな感じ。なので、だいぶ答えやすいけれどもそれでも「悪い状態に至るまでの道を説明する」というのも「正当な理由を述べよ」みたいなニュアンスが若干残るような気がする。また、普通に説明したつもりでも開き直ってるように受け取られないか危惧する人もいるかもしれない。これも日本語が糞だからです。そういう意味で、「失敗へ至るまでの矢印を述べよ」系も今一つ信用ならない言い回しに感じられる。

そこでもう一歩突っ込んで考えてみた結果が「どこで躓いたの?」です。つまり「成功に至るまでの矢印っていうのがあると思うんだけどその道筋のどこらへんで失敗したの?」て話をしたいわけです。線というものがまずありきで、その線上の点を聞く、みたいなニュアンスかなぁ。あとこの言い回し俺結構自信あるわ、て思える点として例えば相手がA君とした時に、「実際のA君の話」にならないような気がする。単純に実際のところを確認したいだけであったとしても「実際の失敗したA君」についてじっくり確認しようとすると、やっぱしそれは責めるようなニュアンスが発生してしまうのは糞ツールの使用上どうしても仕方がないところだと思う。けど、「どこで躓いた?」を起点とすると話の筋は「実際のA君の話」ではなくて「本当はそうあるべきだった理想のA君の話」になるんですね。「理想のA君になるにはどうすれば良かったのかなぁ?」みたいな感じになると思うんで、そうすると糞仕様につき油断するとすぐ発生する実際のA君を非難するようなニュアンスを押えやすいかなぁ。みたいな。

あーただこの③のパターンは「どうして殴ったの?」の言い換えはしにくいな、この場合は①「どうしたどうした?」の変化形から攻めるのが一番有力かな。まず、そいつの中での殴るに至ったまでのストーリーを聞いて、「殴らないで解決する」という別のストーリーを提示しつつ、そっちルートに入れなかったポイントを特定していく、みたいな。

まーそんな感じでね、こういうこと考えるのが好きなのでグチャグチャ書いてますけれども基本的には全部机上の空論なのは百も承知ですけどね。人類が作りたもうた最強のレジェント・オブ・糞ゲーこと言語コミュニケーションは死にゲー系覚えゲーなんで、まー色々試してミスったりしながら、わっかりにくい糞仕様をとことん味わいながら、みんなで仲良く遊んで攻略法をひとつひとつ見つけていければいいよなーなどと思っております。死ぬまで遊んでも全クリしきれない究極のスルメゲーをみんなもレッツプレイしては如何でしょうか? ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。以上です。

*1:僕が日本語しか喋れないので「日本語は」と書いているだけで他言語に比べて日本語が劣っている、という意味ではないです。たぶん「言語は糞ツール」って言っても差し支えはないと思う。

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