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「統一球の品質変えたなら言えよ」にならん人の理屈がわからん

僕は、スポーツはやるのも見るのもたぶん相対的には全然好きじゃない方に属すると思われます。やる方はもう本当に全然やらなくて、そもそも僕肉体ないですからね。ガラス管の中の脳に電極が刺さっててその電極のコードの反対側はUSBになってて電源入ってる時は常にガリガリ言ってるようなかなり古い型のVAIOにつながっています。それが僕です。XPです。ガラス管の中の脳は米の研ぎ汁でひたひたになってるんですけど蓋がないので気化して水気飛んでなんか水かさ減ってきたなと思ったらお母さんが研ぎ汁を注ぎ足してくれるみたいな感じで、そもそもなぜ米の研ぎ汁なのか前に一回お母さんに聞いてみたところ「昔から米の研ぎ汁だったよ」とのことです。お母さんって質問の答えになってないことよくあるよね。

で、見る方は、まぁなんやかんや盛り上がってたら見てて楽しいですけどね。勝負事は見ていて燃えるんで、たまたま見て熱い試合してたらやっぱ燃えますね。ただ、絶対見なきゃとか選手は誰がいいだとか成績がどうだとかは一切興味がないです。ドラフトの話題とか、まじどうでもいいくらいの。

そんな感じなんで、なんか盛り上がってんなーと思いつつ、まーどうでもいいやと思ってたのが野球の統一球の話なんですけど。

そもそもこのブログ読んでる人絶対野球とか興味ないだろ俺もないしと思うのでザックリ説明すると、ちょっと前までは野球の試合で使うボールって自由だったんですって。球場によってたぶんメーカーもバラバラで規格というものもそんなカッチリ決まってるわけでもなくて味も6種類くらいあったそうです。で、なんか色々あってちょっと規格統一した方がいいんじゃね?という話になってミズノというシベリアの鉄道会社がプロ野球で使うボールを全部作ることになりました。で、そのボールで何を統一してるのよというと、反発係数というものを一定にしたいらしくていわゆる跳ね返り具合とか打った時の飛び具合とか、そこらへん。で、統一球導入後はホームランの数とか目に見えて減ってたんですけど、今年はなんかやたらとホームランが出まくるぞ、と思って確認してみたところ、去年までと今年とではボールの規格が変わってたんすよ、という話で「言えよ」と選手やファンが怒ってるとのことです。

で、僕はその話を聞いて「言えよ」とだけ思ってたんですけど、本当に「言えよ」だけで、そこから付随して出てくる「そもそも統一球要らん」とか「規格変えるな」とかは別問題というかここで言うのは筋悪だよなぁと思いながら眺めてたんですけど、別にいいじゃん派を見かけて、「え、この話で別にいいじゃん派って発生しうるの!?」とびっくりして見に行ったらハラワタが煮えくり返りました。

 

統一球の反発係数を正したということ、それを伏せていたことを、何ら問題とは思わない件。

http://blog.livedoor.jp/vitaminw/archives/52969240.html

 

なんか「別にいいじゃん」の理由が色々書いてるんですけど、要約すると「それで盛り上がるならいいじゃん」「より高精度にボールを作れるようになった結果なんだからいいじゃん」「どの球場でも同じ品質のボールってことには変わらないんだからいいじゃん」とかなんかそんなような内容っぽいです。いや、いいんだけど、「言えよ」っていう話なんですけど。

変わることは全然いいんすよね。そもそも子どもの頃、球場の大きさがバラバラの意味がわかりませんでした。ホームランとか野球で起こりうるイベントの中では結構一大事のやつじゃないですか。それが球場によって条件変わるとかなんなのお前らと思っていました。しかしやがて大人になると、そういう環境というものを考慮しながらその時のベストを尽くすのがスポーツマンシップなんだなたぶんとか思うようになって気にならなくなりました。気温とか湿度とかもあるしね、状況っていうのは常にその場その場で一回コッキリでバラバラだから、細かいこと気にしたらあかんですよね。きっとスポーツに限らず、そういう常に変化し続ける環境というものを受け入れなあかんという矜持をもって誰しもが生きてると思うわけで、だから変わることは全然いいんですよ。

で、そうやってみんな変わるのしゃあないなって受け入れてる時に「はいはーい、統一しまーす、一定にしまーす、変化しない常に同じボールでやりまーす」って言ったのお前じゃんって話なんすよね。別にバラバラで仕方ないねつってるのに「同じにします」ってお前がわざわざ言って始めたんだから同じじゃなくなるなら都度言えよ、っていう「言えよ」だけの話に戻るというか最初から本当それだけなんですけど。

別に昔はてんでバラバラだったんだからコロコロ品質が変わることは別にいいと思うんすけど、ただ向こうが「ここは変化しません」って言ってきたからそれを信じてやってた選手に対して「別に言わなくていいじゃん」ってなる理屈がわかんねぇんだよな。最もこれに近そうな話で思いついたので競泳の水温どうなってんのかなと思ったんですけど25~28度ってことで決まってるそうです。意外と広いな。まぁ、この範囲内であれば勝手に変えてもいいでしょって話なんだと思いますけど、去年までは焼き石をプールに投げ込んで調整してたんですけど今年は追い炊き機能つけたんでより安定すると思いますくらいはやっぱ言えよって思いますけどね。もともと0度だろうが100度だろうが飛び込んで泳ぐつもりでいた選手たちに25~28度に僕らが調整しときますよって言ったのはお前なんだから。みたいな。

この話自体は別にどうなろうと知ったこっちゃないんですけどおやまぁこんなに怒っちゃって、なんだか僕の中にある僕なりのフェアさとか公平さとか誠実さとか大事にしたいものの輪郭がなんか掴みやすそうなテーマがどうも内蔵されてるくさいので、今後もしばらくはテキトーに観察を続けて腹を立てたり溜飲を下げたりしたいと思います。以上です。

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