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矢口真里雑感

寝る前になんか書きたいなと思って何書こうかなと思って、手っ取り早いところでいくつか思いついたやつがあったので矢口真里さんが不倫して離婚したやつをテーマにテキトーに。特に思い入れとかどうしてもこれだけは言っておきたいことがあるわけではない。なんか文字列がズラーッとなったのを見て「いやー書いた書いた」ってなりたいだけ。宇宙の片隅で僕がそう思ったその時その瞬間、彼女はとてもネタとして手ごろだった。そんな今この瞬間まさに羽化を終えて羽を乾かしてる蝶とかどっかにいるんだろうな。矢口は今何してんのかな。寝てんのかな。すごいな地球は。

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/130531/ent13053106370000-n1.htm

なんか矢口さんっていう元国民的アイドルの現バラドルの人が既婚者なんですけど、旦那がいない隙に自宅に男を招いて普段二人で寝てるベッドでセックスしてたら旦那帰ってきたみたいな、そういうのを経て離婚したとのことです。

起こりえないことに思いを馳せるのは無駄なのでアレなんですけど、もし僕が妻にそれをやられたらどうするかなと考えると誰でもきっとすごく悩みますよね。「まず逃げられないように二人の脚を刺す」は確定として、その後が悩みますよね。まぁ、人間その時になれば「こうしたい」「こうしたら痛くて苦しいはず」「まずこの器官を駄目にしたい」ってのが自ずと出てくると僕は信じてるんで、僕はそういう中でこそ発揮される人間の想像力や可能性というものを結構信じてるタイプなので、その時になって考えればいいかと思います。

戻って、なんかそんな離婚までの顛末がニュースとして出てるわけなんですけれども、「47.5センチ差」という二人の身長差が妙に強調されてるのがなんだかなぁと思います。こういった不倫騒動の文脈上でこのようなフレーズを使われてしまうと、どうしてもその不倫相手の男性のチンポが47.5センチで、その47.5センチのチンポがあってこそ初めて矢口さんは47.5センチ差婚の中で生まれてしまった自己矛盾とそこから生じるストレスや息苦しさを埋め合わせることができた、という風に読めてしまいます。マスコミというやつは本当に下世話なものだなぁと嘆息してしまう僕こと俺です。こうなってくると次は矢口っちゃん2m60cmくらいある人と再婚してくれねぇかなとか思ってしまいます。それで後日矢口っちゃんが男根が飾り付けられてる神輿を盗んで捕まってくれたりしたら最高です。

この一件を機会に彼女はテレビに出なくなるのかどうか、ていうのも今後観察するうえでの面白ポイントになってきますね。なんか「そもそも誰に人気だったんだよ」みたいなコメントをこの前どこかで見かけたんですけれども、それでちょっと考えたところ「いや別に人気というほどのものはあんまなかったんじゃないの」みたいなことを思いました。テレビ番組の構造に思いを馳せてみると、テレビに出る人の持つ役割っていうやつはたぶん三種類あってすべて(視聴者から見て)が頭につくんですけど「自分がやりたくないことをやる人」「できることなら自分がやりたいことを代わりにやってくれる人」「自分にはできないことをやる人」、たぶんこの3つのどこに回りこむか、どこだと受け入れられるかみたいなのを探り合うのがテレビタレントなのだろうなとか思いました。役割というかパラメーターとしてこの3要素があんのかな。この話もっとちゃんと喋って整理しないと伝わらなさそうだけどめんどくさいからいいや。とりあえずこの3つだ!って決め打ちして考えてみると、矢口っちゃんの今のポジションっていうのは「できることなら自分がやりたいことを代わりにやってくれる人」の部分がめちゃでかい。情報にへーと言うとか、レクリエーションに参加するとか、面白いものを見学に行くとか、本当なら生で体験するのが一番楽しいけど無理なのでテレビを通じて面白がる。そんな視聴者の代わりに、現場に出向いて体験してリアクションをする、みたいな役割として矢口っちゃんは超優秀に機能してるよなぁとかは思う。ただ、まぁこれって誰でもいいんだけど、むかつかない奴なら誰でもいい席だから、やっぱ影響でかいのかなぁ。「なんかいる」って感じでそれが自然だからテレビに出ててもいいけど別に特別好きでもないって見られ方してそうなだけに、これで嫌われると一気に需要なくなる、みたいなんはあっても別段意味わからなくないなぁ、とかは思う。あとそこらへんの話に付随して、2ちゃんとか見てたら「AV来るか!?」みたいなんありますけど、まぁ無いだろうけど出たら超見たいですよね。ゴマキとかより全然見たい。パイレーツなんてメじゃない。「元人気アイドルが!」なんていわれても当時の輝きよりそこから落下する過程が先に思い立つし、若いからよかったのであって今更脱がれても……って感覚もある。けど矢口さんに関してはそれはないよね。元アイドルがプラス要素とかじゃなくて、純粋に見たいよねーってなる。別に好きでもないんだけど絶対見たい。だからなんかそういう感覚も含めて「好きとか嫌いじゃなくて、自然に隣人」として受け入れられるポジションってあるんだろうなーみたいなんを思う。唐突に出てきたこのまとめをちゃんと補完しようと思ったら「元クラスメイトがAV女優になってた」というやつが実際にあったら如何にどうどれくらい興奮するかを1000字くらい書かなくてはならないので割愛します。

まーそんな感じで下世話な話って面白いよねーとか思うんですけど、今回のを茶化そうとする色々の中で一つめちゃめちゃ気に食わないのがあるんですけど。「身長低い女はエロい」って話があります。いわゆる「あるある」という面白いやつのジャンルがこの世の中にはありますけれども、「あるある」というやつはつまり共感ですよね。自分だけそうだと思ってたものを他の人も思っていた、ということで安心するのが面白いというやつです。「身長低い女はエロい」っていうのは、それに該当しうる可能性は別にあるとは思うんです。ただそれは「こいつエロいなと思ったそいつの背はちっちゃかった」という体験をしている奴が自分以外にもいた、同じように思った奴に出会った、というのが面白さとして作用していたはずです。そういうあるあるの積み重ねがあって「慎重低い女はエロい」が成立するのは別にまったく構わないんです。ただ、「身長の低い矢口真里はエロかった」という話になってくると、とりあえずこれ僕の中では一つも面白くないんですよね。「身長低い女はエロい」というのは発見なわけですよ。発見は面白いんです。だって世界が広がるから。それに対して「身長低い女はエロい、という定説は矢口にも当てはまった」は発見ではなく確認なわけです。確認は全然おもんない。わざわざ確認せんでももう分かってたことやんけ、となります。確認は世界が広がらないので、全然おもんない。なんかそこの境目、あるあるが何故面白いのかというのをあんま分かってない人が見受けられるのが、見受けられたのでとってもむかついたりとかした。

そういうわけで僕は全盛期のメンバーで言うと市井紗耶香が大好きだったので矢口さんのことは本当にどうでもいいんですけど、今検索してみたらアメブロで右カラムがアフィだらけで5月の更新回数179回にドン引きしたので、ちょっと前に卒業した高橋愛には今後もちゃんと頑張ってもらいたいなと思いました。以上です。