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「最後にやったのがいつか」をただ記録するナイスアプリ

 

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何これいいじゃんって思った人、一番最後にストアへのリンクがあります。

いやでもこれやっぱ、開発者は俺に鳥貴族をおごるべきだと思うんですよね。俺もやっぱ気を使って発泡酒の大ジョッキしか頼まないですから、実は俺、今まで育ててくれた母親とは血がつながってなかったんですよ。それが去年くらいに発覚して、色々な人の協力のお陰で実の母と先月鳥貴族行ったんですけど、その時も大ジョッキの発泡酒しか頼んでなかったですから。やっぱどうしても親って実感が湧かなくて、甘えられなかった。何この嘘?いやね、それくらいおごったってバチは当たらないと思うんですよ。やみつきキャベツを延々おかわりするとして、発泡酒大を10杯飲んでもたかがた3000円でしょ?だいたいジョッキ一杯がアップルに払うマージン30%を差っ引いても1インストールの値段くらいですから。有料ランキング1位取ったらさすがにもうちょい入ってきてるでしょ。だからやっぱ俺におごるべきですよ。まぁ結局、売上どんだけ上がったの?ってことは今、このアプリ作った人に経緯含めてメールで聞いてるんで返事があって「公開していいよ」って言われたら公開しますけどそもそも返事がくるのかどうか全ては未定です。優しそうな顔のタイ人の方でした。いやインターネットっておもしろいよね。

そもそものキッカケは髪を前に切ったのいつだっけ?って思って、それをいちいち紙の手帳を繰って遡っていつだったか確認するのが超絶めんどくさかったんです。一応、わかりやすいように工夫はしてるんですよ?たとえば3月に髪を切るじゃないですか、こめかみに「MARCH」って剃りこみは入れてるんですよ。入れてるんですけど、髪が伸びるとあんまわからんなるじゃないですか。で、これを解消するために必要なアプリってなんだろって考えたら、たぶんこういうコンセプトのものだよなー、と思って、「こんなもん絶対ほかに思いついてすでに作ってるやついるだろ」と思って頑張って検索したらあったんですね。それがこのアプリだったんです。実際、他にも色々あってね、「散髪 アプリ 管理」とかから始まって、いろんなワードで検索かけて、無料アプリとかも色々あったんですけど、色々検討してこれを買うに至ったんですけど。

で、特にAndroidとかやったらね、今んとこのダウンロード数とかが見えるのね、俺みたいな一般のお客さんからでも。で、それで見たら、そういうアプリどれもいまいち売れてないの。いや、無料のもあるので売れる売れないって言い方は語弊あるんだけど。なんで?って思って。このコンセプトって絶対最高なのになんで売れてないのと思って、色々考えた末にこのアプリ売ったろ、みたいな魂胆はちょっと俺のなかで始まってはいたんですね。本当だったら俺なんかさ、サンタさんがゲームをプレゼントしてくれたら朝方カーテンの合間から差し込む光を頼りに説明書読むくらいのセッカチさんだから、すぐさまに「買っちゃったもんねー」ってツイートしてエンゲージメント的には泣かず飛ばずになってるはずだったんだよ、それをよく我慢できた。大人になったよね。面白い感じのスクショが撮れるまで寝かせて寝かせて、このアプリの良さを表現できる具合のとこまで我慢して、それでつぶやいたらいいかんじになったんだから万々歳だよね。

やっぱ俺が真っ先に思って嬉しかったのは「なんだやっぱみんなこういうの欲しかったんじゃん」ってことですよね、顧客は自分が何を欲しいか知らないみたいな言葉は世界一のとっくりセーターメーカーの社長(故人)が言ってたことだけど、たぶんそれに近しい感じだったのでしょう。目の前に提示されれば「何これ良いじゃん」って思うものでも「こんなものがあればなぁ」と思う人はそうそういない、これってとても大事なことですよねー。忘れずに行きたいでやんすねー。俺が「これ欲しい。ないなら作るくらい欲しい」と思ったものがすでにあって、「あるぜ」と言ってみたら「なにこれ欲しい」とみんながなったのはシンプルに嬉しいよね。

ほんで、あとは、こんだけいっぱいRTされるといろんな人がいろんなことを言ってくるよね、そんなの、普段はなかなか言われないから、RTでもされないと言われない財産だからそういうの余すとこなくじっくり頂くんですけど、「課金アプリかよー」って敬遠する人こんなにいるんだって肌感覚で知れたのも面白かったですね、いやほんと、多いんだ。気持ちはわかるけどね、俺も昔は課金くそくらえみたいなところあったし。でもね、考えてみよ?たとえば晩飯にさ、からしレンコン食べたいなと思ったとするじゃん。そこでからしレンコン食うの我慢してさ、パナップで終わらせたら360円は捻出できるはずじゃん。見た目同じだからいいだろって一日、からしレンコンの代わりにパナップ買うだけで360円は出せるはずなんだけど、そこには謎の心理的障壁があるんだよなーみたいなの、面白かったですね。俺かすらると、便利だから勧めてるアプリでもとは一瞬で取れるはずなんだけど。逆に「これを使えば各ゲームで最後にガチャ回したのがいつか簡単にわかる」とか言ってる人もいて、お前はお前で課金の心理的障壁低すぎるだろみたいなね。

まあそんな感じ。バズはなんやかややってるけど、こんだけ人に金を使わせるバズってたぶんなかったから、結構はしゃいだので書き残しといた感じ。とりあえず、良いアプリが売れてよかったよかったっていうそんだけ。あとはそうね、開発者なんかくれって。雪見だいふくを片方くれって。わからんけどタイで食う雪見だいふく超うまそう。以上です。

 

最後はいつ? - あなたの大切な出来事をトラッキング

最後はいつ? - あなたの大切な出来事をトラッキング

  • Sarun Wongpatcharapakorn
  • ライフスタイル
  • ¥360

 

ドキュメント72時間の広島太郎回がやばかった

はい、あのー、NHKで「ドキュメント72時間」って番組をやってましてね、毎回何かしらの「場所」に密着して72時間カメラを回し続けてそこで出会った人々の話を聞くみたいな番組で、僕この手のいわゆる「市井の人々」を観察しようみたいなやつ大好きで、いつも楽しく見てるんですけどもね。この前すごいのやってて。ちょっとこれすごいぞと思って涙出るほど笑ったやつがあったんですけど、「"広島太郎"を探して」っていう回なんですけど、2013年だかにやってたやつの再放送なのかな。観たんですけど、これが本当にすごくて。もうすごいとしか言いようがないんですけど、NHKオンデマンドでも見れないのかな?これすごいんで本当みんなに見て欲しいんですけどとりあえず今見やれんみたいですしネタバレなしでこのとんでもなさを語ることが俺にはできないのでネタバレ普通にする感じでいきますけどね、ただこれネタバレしてても映像の力(りき)がすごいんで、ネタバレ知ってても全然楽しんで見れるんでいつかオンデマンドで公開されるようになった時は安心して見てください。むしろ事前に戯曲を読んでても実際に上演される演劇を見るのは全然別腹なのと同じ感じでもう映像は空気感とか含めてマジですごいから。
あのね、広島に住んでる人なら誰もが知ってる"広島太郎"っておっさんがいるらしくてですね、平たく言うとホームレスのおっさんらしいんですけど、ぬいぐるみを全身に纏って猫連れた年齢不詳のホームレスのおっさんがいるらしいんですけど、そのおっさんを72時間で探そうって企画で。このコンセプトの時点ですでにどうかしてると思うんですけど、さっそく広島の市内?なのかな、なんか栄えてるところらへんで聞き込みを始めるんですけど、もうのっけからすごいんですよ。広島太郎は街の守り神だっていう人やら広島太郎は実は大金持ちだけどあえて路上生活をしてる説を唱える人やが出てきて、挙句けっこう年齢いってるおばちゃんが「私が高校生の頃からおるから今の広島太郎はたぶん二代目」とか言い出すんですよ。完全に構成が小ボケ小ボケ大ボケじゃないですか。挙句も何もまだ開始5分ですからねこれ。もうそういうモキュメンタリー、コントとしか思えない内容が冒頭から繰り広げられるんですけど、その後も人間関係に疲れて会社やめちゃったおっさんがこの前広島太郎に缶ビール奢って路上で一杯やりましたって言ってたりとか、「俺広島太郎と友達だよ」ってカメラの方に自分から話しかけてくる変なおっさんとか、とにかく広島太郎についての情報を提供してくれる人たちがいちいち濃いんですよ。全員ロバート秋山乗り移ってるんかいうレベルで、だって「最初は広島太郎を敬遠してたけど最近なんだか見方が変わってきた」って語る30歳手前の路上ミュージシャンの歌の入りの歌詞が「♪明け方の夜明け前~」なんですよ?いつもはあそこのシャッターの前にいるはずなんですけどね、って女の人が指さしたシャッターに「ピカソ」って書いてるんですよ?絶対わざとだと思うじゃないですか。ほんで全体的に広島太郎リスペクトの人たちが続いたところで広島太郎の生き方を「私は良くないと思う」って否定する戦後から続く飲み屋の女将が良いタイミングで出てきてね、そりゃ編集はあるにしたっていちいち面白すぎるでしょ。で、ここまで実際の広島太郎は一切登場してないんですよ、そういう不条理コントなのかな思うんですけど、でもドキュメンタリーなんですよ。やらせなしなんですよ。むしろやらせだったら「やりすぎじゃない?」って調整入るような次元に達してますよ、もし仮にフィクションやったらダメ出し入るって点で言えばもはや田中将大と同格ですよ、広島太郎。
そしてまぁ~広島太郎が見つからない。どこに行っても誰に当たっても目撃情報や広島太郎とは何なのか?をみんなが好き勝手に語る広島太郎論は聞けても、実際の広島太郎には出会えない。広島太郎の基地?広島太郎の所有物が一箇所に固まってる路上の一角は見つかってもやっぱりそこには広島太郎はいない。全部ギャグにしか見えない。もう広島市民が総出でNHKおちょくってるとしか思えない有様ですよ。本当は広島太郎なんか最初っからいないんじゃないかとさえ思えてくる。で、72時間、三日間に渡って脚で取材し続けるスタッフね、頭がおかしくなるんじゃないかと思うんですよね。だっていないんですよ、広島太郎。どこに行っても全然いないのにみんなが自分に「広島太郎はね」って滔々と語ってくるんですよ。どうかしちゃうって。ほとんどホラーか世にも奇妙な物語じゃないですか。最後の晩、始発が動くまで暇してるところを声かけたおっさんの語りが「広島太郎っていうのは結局さ」から始まって「人間ってのはさ」みたいな話に転じていくのを膝を抱えて聞くスタッフの何とも言えない表情ね、おかしくなっちゃうってこんなことしてたら。で、そこからなだれ込むようなラストまでのスパートね、朝、残り時間がわずかになるなか街が活動を始める出勤時間に一縷の望みをかけて広島太郎の居所を聞いて回るスタッフ、そこでみんなが「あっちで見た」みたいなことを言うの。で、行ったらいないの。で、またそこらへんの人に聞いたら「向こう行った」みたいなこと言うの。で、いないの!!行ったら!!!広島太郎がどこにもいないんだって!!!!!!もうおかしくなっちゃうってこんなの。それでそのまんま終わるからね、結局広島太郎は見つかりませんでしたって感じで終わっちゃうからね、スタッフこんなのおかしくなっちゃうって。たぶん番組とは関係なく休みの日にまた広島来ちゃうって。とにかくなんかすごいものを見たなと思って、このままフワフワさせてたら俺までおかしくなっちゃうと思って、とりあえず広島太郎の実在性だけ確認しようと思ってTwitterで検索したらさ、普通に広島太郎さんでーすみたいな画像が上がってたから良かった良かったと思ってたら「ハロウィンの仮装してる人たちのなかに広島太郎がいたけど広島太郎のコスプレをした人か広島太郎かわからない」みたいなツイートがあって、怖えーって!!それを言い出したらなんだ普通に画像検索したらいたじゃんって言ってる広島太郎と、あの番組で「私は広島太郎の友達だ」って言ってるおっさんの知ってる広島太郎が同一人物じゃない可能性が全然出てきちゃうから。怖えーって!!もうおかしくなっちゃうから。おかしくなっちゃうよ。以上です。

打ち合わせ中にパソコン叩くなみたいな話雑感

読みましたー。のでなんか書きますけど結論は絶賛ないです。

まぁケースバイケース、人それぞれではあるんですよ、世界中誰だって行くとこによってはキチガイさのイッツ・ア・人それぞれワールドが世の常ですから、常にこれが正解、というものはないんですけど、取り分けこの話ってめちゃめちゃ仕事上でのコミュニケーションの話じゃないですか、そうなると一層話がややこしいというか仕事の話となるとなんつったって効率だったり利益だったりが大事なフィールドなわけですから、そうなるといちいち相手の行動の真意を吟味するとか推し量るというのもある意味手間で非効率的なわけで、もちろん吟味とか推し量るとかって一瞬でできるよね、優秀な人間だったらそんなもの時間的コストを払うまでもなく判断できることなんだから「いちいちお前のこと考えてられねえよこっちは忙しいんだ」みたいな言い訳は能力低いやつの甘えだよねみたいな言い方もあるとは思うんだけどなにせ仕事は結果がすべてなので、そいつが結果を残すかどうかそいつなりの仕事のやり方がアリかなしかを決めるのはその一点なので煽ったって仕方ないっちゃないわけで、つまり仕事の場に置いては自己責任で偏見かますのもOKっちゃOKなんですよ、「こう来たらこうって決めて個別に考えることすらしない」ってスタンスもそれで損をこいてないなら回ってるならそれはそいつなりの「効率」だからOKってなもんだから、もう本当になんでもアリだよね、でもまぁそういうもんかーと思いながらやってる俺としてはどっちかっていうと「そんなことで文句言うやつとは仕事したくない」というよりかは「相手が気に入らないというなら相手が気に入らなくないやり方でこっちがやってられないと思わない程度に効率的なやり方を考えるのが一番俺が少なくとも俺は得をする」ってスタンスでやってるので、人と喋ってる時にパソコン使う方が効率的だ派の人の気持ちも失礼だ派の人の気持ちも両方わかるっちゃわかるし両方わからないっちゃわからない。ちなみにブログは仕事ではなく趣味なので効率やわかりやすさは必ずしも優先されていません。

まず僕はどうしてるかの話なんですけど、人と仕事の話してる時にはノートPCでめちゃめちゃメモ取ります。基本的にはその方が良いからです。ほんで、これもまた単純に「その方が良いから」という理由で環境がそれを許すならリアルタイムで俺が書いてるそれをみんなと共有できるようにします。つまりなんだっけ、ど忘れしちゃった。テレビ。テレビの映る部分?ビジョン?ハイビジョン?ハイビスカス?そう、大きなハイビスカスが置いてあるような会議室だったならそこに何らかの方法で自分の打っている内容を映してみんなで見れるようにはしますね。本当に自分が議事録係みたいなものに徹していて、そんな相手に見られて困るような資料をパソコンで見ながら喋ってるみたいな状況でないのであればなんだっけ俺詳しくないんだパソコンのこと、あの線、なんだっけ遠隔でノートパソコンの画面をそのままハイビスカスに映す遠隔のやつ。ゆうちゃん?ゆうちゃんの猫パワーをノートパソコンからハイビスカスに送る線あるじゃないですか。それをパソコンに突き刺すことでぴ、ぴ、ぴ、ピッコ太郎~~~つってあーんってノートパソコンに突き刺すことでノートパソコンの映像が猫パワーでハイビスカスに表示されるぶっちぎりのすごいやつ、を使って共有するやり方でもいいですし、あとはgoogleドキュメントをリンク知ってる誰でも閲覧可の感じにしてそれをハイビスカスに表示すれば自分も自分のパソコンで必要な情報を見ながらメモを取ることが可能ですね。そんな感じで、可能であれば可能な限り共有するのは大事なことだというか「そうできれば相手もそんなにむかつかないので効率的」みたいには考えています。「効率的なやり方への理解がない非効率的な人は相手にしてられないぜ」みたいなのは非効率的な相手といちいち対立するのが非効率的なのであいだを探そうというのが一応のポリシーではあります。もちろんこれは仕事するうえでのポリシーであって私生活では無駄がどれだけあろうが俺の勝手だというスタンスで、それはまぁ読んだ感じのとおりです。

それで、まぁ、「何書いてるのか共有できてるのが一番いいよね」を大前提としつつ、それは裏を返せばやっぱり「何書いてるか相手にわからないなかカタカタやって、それでも信頼しろよ」なんてのはちょっと甘いのかもね、と自分が思ってる部分があるからで、それはまー僕自身もそういう風に工夫しながらパソコン叩きながら人と喋ってますけどそんな自分のことを棚にあげて相手のパソコン叩きっぷりを見て「あーこいつと仕事あんましたくないかもなぁ」と思うことは枚挙に暇がこういう時あるのがいいのかないのがいいのか忘れましたけど枚挙に暇なのが現実なわけですよねー。まずやっぱ一番良くないのが「遅い」ですね、これは別にパソコンに限らず紙でメモを取る人においてもそうですけど色んな意味でとりあえず「遅い」かつ「書く時は書く以外のことをできない」となるとどうしても仕事と考えると勘弁してクレヨン来週も見ればぁ?という気分になりますよね。この「遅い」というのは単純に書いたり打ったりするスピードに留まらずその書き方が簡潔かそうじゃないかという話でもあります。例えば僕が「まぁ普段なら6時すぎくらいですけど、遅くとも8時前には起きて朝食はできるだけちゃんと食べてから家を出ますね。パンが多いですが本当は余裕があれば白米が食べたい。前日に買ったクロワッサンが多いですけど」と言ったとしますよね、何書いてるかこっちからでも見える手書きのノートだったとしてここで相手が「なるほどなるほど」と言いながら「6時~8時起床。朝食パン。本当は米派」とか書いてたら全然まぁええか思いますけど「早い時は6時、遅くても8時には起きる。朝食はできるだけ食べる。パンが多い。クロワッサン」って書いててしかもそのうえ相手が書いてる待ち時間がなんやったらマリオの1-1くらいならクリアできるんちゃうかくらいの時間あったらもう「帰れ」って思うじゃないですか。本当に大事なところだけ書いて押さえて細かいところは記憶で補完しろよとか、好きなパンがクロワッサンみたいなどうでもいいところ枝葉のところはメモってなくても実は覚えてるからかっこいいのであってメモるところじゃないよとか色々あるんですけど、別にこれ極端な話でもなくて情報の取捨選択ができない人はとりあえず捨てていいかわからないから全部拾おうとするしメモの量は必然多くなるみたいなのはあるので、パソコンで相手に何書いてるのか見えない状態でしょっちゅう沈黙の間を作ってカタカタパソコン打ってたら「そういう人じゃないか」と疑われるのは仕方ないところではあります。もちろん「遅い」の基準は人それぞれではあるんですけど、「今の会話の内容でそんなにメモる量ある?適切な端折り方をしたらそんな時間かかるほどの密度じゃなくない?」ってことは多かれ少なかれだれにでもあるような気がします。

これ今の「遅い」と思われる例ですけど、逆に「実際に喋ってる内容に対して書きすぎている(ように見える)」と思われる場合もある気がします。これは人によってさまざまなケースがあるとは思うんですけど、実際に人がそういうことやってるのを知ってるだとか俺もたまにやるとかでいうと、相手と共有できない内容のことを書いてる時ってのはありますよね。相手から聞いた情報をそのままメモするだけに留まらず、そこでメモれた情報から思いついた推論や気付き、そういう事実が新たに明らかになったなら今後どう動くべきかも変わっているぞだとか、相手と会話してる以上のことをカタカタっとメモっている人ってわりといます。「後で(社内の)◯◯さんとも共有」とかそういうレベルでもね。そういうのもやっぱり「そんな大したこと喋ってないのにちんたらメモして遅いな」と思われない機敏な動きでやってるとそれはそれで「そんなメモることないのに何をやってるんだこいつは」と思うわけで、あまりに何やってるのか想像できない場合には「なんか違うことやってるな」と解釈する人もいるかもしれませんし、そうじゃなくても得た情報から考えられるその先の内省を人といる時に書いてるなら「こっちと話す気がないんだな」と思われても仕方ない気はします。あと、エビデンス残されなくちゃならないような話ではない、たとえば「うちの社内はこういう空気でこういう感じでやってますよ」みたいな世間話とかでも話の腰を折らないまでもガツガツメモるタイプの人とか見ると「俺と喋っているというよりかは社内に持ち帰ってシェアする情報を収集してる感じだなぁ」くらいは思います。そういうので気を悪くする人がいるのもまぁ自然です。

とかまぁ、相手に何書いてるのか見えない状態でカタカタやってるのはこう思われるリスクがあるかもねみたいなのダラダラ書いてますけど、結局はこんなん繋ぎ方でカバーできる話っちゃ話なんですよね。調べ物するんでも「ちょっーっと調べるんで待ってくださいねー、いやーなんでしたっけね」とか言いながらで全然違うわけで。喋りながら相槌打ちながら相手の目を見て顔を見てしながら何気ない感じでメモの方もがっつり取ってる奴はやっぱそれを普通にやっちゃってるから。それができない奴はどうするかっていう工夫の話なんだとは思うんですよね。もちろんそんなこと誰にでもできることではないですけど、だからって「誰にでもできることではないからお互い黙っちゃうのも仕方ないってのを前提に察して勘弁してくれよ」ってスタンスは、少なくとも仕事の場の、それも社外の身内じゃない人と喋ってる場では微妙なんじゃねえかなぁとは思っています。メモを取ることで若干微妙な空気になった時に「一生懸命本人なりにやってる結果そういう風になってしまってるだけだから」と好意的に解釈してやる理由なんて相手にはないわけで、もちろん自分がどう解釈するかは人の勝手だし、解釈したうえでどう対応するかも人それぞれで目の前でメモ取られるの嫌いな人でもメモ取られたら即そいつとは関わり持たないって話にはならないでしょうしやっぱしそこは人それぞれケースバイケースにはなってくるとは思うんですけど、結局効率的なやり方は違う角度から見ればそっけなかったり失礼だったりするわけで「そういう角度からは見ないでね」「うんわかった見ないよ良い面だけを主に見るようにするよ」となるのは結局相互の信頼関係によってしか成立しないわけで、だからまぁ色々あるけど「Slackの会話だけだとギクシャクしたりするし口頭のコミュニケーションも大事だよね」みたいな話と基本的には変わらんような気もする。

エビデンスを議事録やボイスレコーダーを拒否したがる人の話はまじで全然別の話なので割愛しますが全然関係ないけど「なんだチミはってか?そうです、私が変なおじさんです」って華麗に名前と身分明かすのを拒否していてすごいなと思う。以上です。